取ったら取って代わられて

『営業妨害だよ!』

 

2015年2月8日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

久しぶりにスタジオではないところで収録しているという今回。「(パン!パン!)(手拍子)…なかなか響く感じで(笑) 全然デッドしない感じですねこれね」

なにを話そうかな、と少し迷ってから以前にも少し話した12日発売の『野性時代』に掲載される短編についてのお話。タイトルは『インターセプト』になっているはず(!?)とのこと。いわく、「ぐいぐいいく」男の話から始まる、会社の部下を口説き落そうとする男の話。方向性的には「アンドレスパターン」(「パターンってこともないんですけど」)らしく心理合戦を描いていて、タイトルを聞いてピンときた人はすごいなと思う。「すごいなと思いますというか(笑)」

インターセプト」とはアメフト用語で、今回の主人公はアメフト好きという設定。なぜアメフトかというと、野球やサッカーと違い日本ではもう少しマニアックな、馴染みのないスポーツにしたくて、かつ、男性性が強くチーム感があるスポーツだから、「ピーン!」という感じでアメフトにした。アメフトのルールなど知らないことが多かったので勉強したり、アメフトに詳しい友人に聞いたりしたのが大変だったけれど、おかげですごく勉強になった。今回の短編については何も知らないまま読んだ方がおもしろい作品だと思う。

また、短編をいっぱい書いていて楽しいことのひとつとしてイラストを挙げる部長。「僕は基本的にはノータッチなんですけど」

毎回送られてくる扉絵が楽しみで、イラストを見るたびに「こういう人なんだ、いっぱいいるんだな~イラストレーターとかアーティストとかって」と思うそう。部長の短編を読んでから描いてくれるので読書感想文に近い感じですごいなと毎回感動する。いままでの短編も含め、イラストも編集の方がこだわって作ってくれるので、見てくれると楽しみが広がる。読み終わったあとに改めて見るとさらにおもしろいのでそちらもぜひ楽しんでとのこと。

 

・音楽部

aki「Freak Show」

部長の友人アーティストが今回ソロデビューということで、新たな挑戦を応援する気持ちで紹介。

 

・おたより

〈少プレ見ました。部長の手は荒れやすいんですか?トークコーナーであかぎれみたいなのが見えたので心配です〉

「すげーなと思ってこのメッセージ!」と、他にもたくさん同様のメッセージが来ていたことに素直に驚く部長(笑) トランプみたいにパネルを引いて見せるところで、指の皮が剥けていたとの報告が続々届いているとのこと。「そんなとこ見られるんだと思って。まあ見るよね、でも」

シゲ部でも2年ほど前にあかぎれになる話、生味噌を擦り込む歌の話をしたけれど、去年はならなかったのに今年またなってしまった。あかぎれではなく汗をかきやすい人がなるものらしく、アレルギーでもなく、痛かったりかゆかったりはするけれど特に困ることもないのでいままではほっといていた。病院でお医者さんにも「ちゃんとケアしてれば治ります」と言われたのでご心配なく、とのこと。弊害があるとすればギターを弾くときやパソコンを打つときに痛いとか、乾燥しているためいろんなものが反応してくれないとか、紙がめくれないといった細かいものなので問題はないんだとか。

少プレへのリアクションもたくさんあった。マッチさんやカウコンは別として、あまり他のグループとがっつり一緒に歌う機会はない。楽曲は自分たちで決めたのではなくもともと決まっていたそう。KAT-TUNの歌を歌うのも気持ち良かったし、NEWSを歌うKAT-TUNも新鮮だった。どんなふうになっているか見たくて部長自身リアルタイムで見たとか。当時よりもいまの「SUMMARY」の方が良い、と言うぐらいで、ジャニーズJr.に戻る感覚だった。実際にそういう光景があったわけではないけれど、ひとつの鏡を取り合っていた時期と似ている。「というわけでまあ手は大丈夫なんで心配しないでください!」

 

1月はアルバムの収録やショートフィルムの撮影などで時間がなく、コンサートの打ち合わせや『インターセプト』の執筆もあって自分に使う時間があまりなく、なかなか映画が観られなかったけれど、その中で『マップ・トゥ・ザ・スターズ』などいくつかを観てきた。『マップ・トゥ・ザ・スターズ』に関してはクローネンバーグ監督が「ぶっ飛び始めたなっていう」。中でもおもしろかったのは『薄氷の殺人』という映画。

〈2015年の気になっている映画は?〉

『薄氷の殺人』はタイトルからしてもオーソドックスなミステリーに思われる中国の作品。未解決事件を通して描かれるラブストーリーで、ある警察官と女性の物語だけれど、ちょっと不思議。部長は偶然チャイナタウンを思い出したそう。複雑なわけではなく、撮り方がとても新鮮でかっこいい。ベルリン国際映画祭でも最高賞(金熊賞)を受賞している、グロすぎない綺麗な映画なのでぜひ観てほしい。

また、ティム・バートン監督の『ビッグ・アイズ』もおもしろかった。去年から続く「ゴーストライターブーム」に乗った、ゴーストライターについて描いた作品だけれど、部長的には…「ゴーストライターブームが起きるたびに風評被害だなーと思うんですけどね個人的には(笑) 営業妨害だよ!って思うんですけど。営業妨害っていうとおれがゴーストライターみたいになるのかな?」

再三主張するように「ゴーストライターはいません!」な部長、「(ゴーストライターは)いて当たり前」という感じになると「困る!」と言いつつ、「まあいっか、もういっかね、否定すんのもねめんどくさいよね」と諦観しているもよう。

他に気になっている映画は『二重生活』『フォックスキャッチャー』『アメリカン・スナイパー』。特に『アメリカン・スナイパー』はイーストウッド監督がやはりすごい。『二重生活』以外はアカデミー賞にも関わってくる作品たちだとか。また、実際の話をモデルにした『イミテーション・ゲーム』も観たい。日本公開はまだしばらく先だけれど『バードマン あるいは』も気になっており、こちらは『バベル』を手掛けたアレハンドロ監督の作品で、邦題は『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』というブラックコメディとして評価されている作品だとか。映画を巡る元人気ハリウッド俳優の話。あらすじを読んでもいまいちピンとこない部分も多いけど部長的に好きなタイプの映画なんじゃないか。「まだまだ挙げたらキリがないけど…また観次第報告します」

 

〈理想のモッズコートには出会えた?無事に見つかったら報告して!〉

「いやいや、私服披露するってあんまない」まっすーがラジオで言ったのかな?と若干疑問に思っているようすの部長。まっすーは頻繁にショッピングしているけれど、部長はファッションに興味がないわけではないものの毎日店に行ったりファッション誌を見たりということも最近はなくなってしまった。去年の冬にすごく良いモッズコートに出会ったけれどそのときは全然欲しくなかったので買わないまま、2月末くらいに改めて欲しくなって買おうと思ったらもうないと言われた。モッズコートなんて定番だから来年(つまり今年)もあるだろうと思っていたら、なかなか良いものに巡り会えず、そんな折まっすーに「最近なにか探してるものないの?」と聞かれた。モッズコートを探していると答えたものの、まっすーが紹介してくれるのは高すぎたり思ってるのと違ったりでなかなかしっくりくるものがなく…。新しい店に足を運ぶほどタフじゃないので、今年の冬はモッズコートをやめてしまった。1回聞いたらずっと探してくれる(というか見つけたら教えてくれる)まっすー優しい。

いまモッズコート着たらSEKAI NO OWARIみたいになるし、真似してると思われたら恥ずかしいのでモッズコートはしばらく我慢とのこと。残念。

 

○主観

短編の発売もうすぐだね!楽しみだね!めちゃくちゃ楽しみ!アメフト好きの主人公ってことで勝手にガチムチ系を想像しちゃってるんだけど、選手ではないしやっぱり違うのかな。ガチムチがいいな。ガチムチ体型大好きだから主人公もガチムチアメフト野郎がいいな。……無理かな。「インターセプト」の意味調べたら、「攻撃側が投げたパスを守備の選手がキャッチすること。攻守交替となる」って出てきてなんとなくイメージついたようなつかないような。とにかく楽しみ。

少プレ見ててもしげさんの指先まで目がいってなかった自分反省した。ごめんなさい。あかぎれはわたしも毎年毎年冬になると苦しめられるからすごいつらい。あかぎれゆるすまじ。でもできるものならしげさんの手に巣食うあかぎれをすべてわたしが引き受けたい。あるいはしげさんの手荒れが治るまでしげさんちの水道から上質なハンドクリームを流れ出続けさせる呪いかけたい。その方法を探るため我々取材班はアマゾンの奥地へと向かった。うそうそ。

モッズコート着てたらセカオワの真似だと思われるってさすがにそれはwwwそしたら1億総セカオワですやん…そんな気にしないでいいと思う…モッズしげさん見たい…見して…。あとまっすーさんの優しさまじスノーマジックファンタジー。まっすーさんのしげさんにでろあまなところ大好き。おとうとあまやかすおにいちゃんみたい。きゅん。