ニュースキャスターと小説家とJK用語と

『ぷちょへんざ』

 

2015年3月10日放送●KちゃんNEWS

 

・オープニング

小「さあ卒業シーズンということで、学校を卒業するという方、みなさんおめでとうございます!まあと同時に受験を頑張った方も多いでしょうし、なにかと大変な時期だと思いますけれども…シゲ卒業式の思い出って言われると」

加「すっと入れんのね(笑)」

小「すっと入れる」

加「今週のゲストはないの?」

小「あっ言ってなかった?(笑)」

加「言ってないよ(笑)」

小「あっシゲで~す」

加「シゲです」

小「どーもシゲちゃん!どうすか」

加「なんすか(笑)」

小「卒業式の思い出」

加「卒業式ねえ」

小「どこのが一番残ってる?でもさ中高一貫じゃない?大学か」

加「うーん…小学校のときにああもう一生会わない人たちがいるんだなあと思った」

小「そういう見方でいった?(笑)」

加「いや、だから泣いたよ、小学校のときは」

小「ああ…一生会わないかどうかはわからないじゃん、それは」

加「会わないじゃん、実際会わないじゃん」

小「(笑) いやわかんないよ」

加「さっきさあ、前の仕事の現場の隣がレストランだったんだけど、ラジオ録ってたの(小「うん」)。で、横のレストランがあんだけど、いきなり帰りがけにさあ、『加藤!』って呼ばれて」

小「おお」

加「え!?と思って振り返ったら同級生がいたの、高校の」

小「レストランに?」

加「うん」

小「すごいね!」

加「でなんでかっていうと、そのラジオブースの声がちょっと聞こえてたらしくて、『加藤シゲアキの!』っていうのが聞こえたんだって!」

小「はずっ(笑)」

加「はずいよね!?(笑) トイレ行くときに『加藤シゲアキの!』って聞こえたから(小「はずっ」)もしかして加藤いんじゃねーの!?と思って、帰り待ってたっつって。『久しぶり!』って(笑)」

小「(笑) えそれはけっこうさ接点としては多い人だったの、仲良い人だったの」

加「おんなじクラスだったよだから、テストのノート貸してもらったりしてたけど。すごいよね」

小「すごいね!『加藤シゲアキの!』って聞こえてたんだ」

加「で加藤って呼ぶ人はもう学校関係しかいないわけよ」

小「うん、ドキッとすんね」

加「うん、そう」

小「すごいな、じゃいまたまたまそれで会ったんだ」

加「そうそうそう」

小「そう思うとさ高校のときの人の方がまだ会うか」

加「一瞬だれかわかんないけどね(笑)」

小「(笑)」

加「一瞬名前忘れるよ、『ああ!ああ~~!』みたいな」

小「なるね」

加「でも全然ないっしょ」

小「おれだってない…あなただって…」

加「タッキーだけでしょ(笑)」

小「(笑)」

加「親友の、親友のタッキーだけでしょ(笑)」

小「おおたきくんね(笑)」

加「おおたきくん(笑)」

小「おおたきって名前でタッキーって呼ばれてんだけど、ハードル上がりすぎちゃうあだ名がね」

加「(笑)」

小「彼もさ転職したのよ最近」

加「そうなんだ!」

小「そう、転職してさあちょっといいとこ入ってさあ経理で頑張ってるからさ…(笑)」

加「(笑)」

小「また会ってあげてくれる(笑)」

加「おれの行ってる美容師の奥さんが、アパレルで働いてるんだけど、『小山くんが来た!』って言ってて」

小「え?美容室に?」

加「違う違うそのアパレルに」

小「アパレルに!?」

加「『加藤くんもいた?』って言われて、小山の隣にはおれがいると思われてる」

小「(笑) あ、そこにいたのタッキーね」

加「タッキー(笑)」

小・加「おおたきくんね(笑)」

小「スーツでいたからきっとマネージャーさんだと思われてるたぶん」

加「(笑)」

小「まあ卒業シーズンですからね…まあシゲみたいに会わない人がいないようにね」

加「泣いたりしたの?」

小「ああおれ中学校は泣いてるね~中学校は泣いたなあおれだってほらクラス委員みたいな感じだったから(加「ええ!?」)、クラス委員長みたいな感じで」

加「そのときもリーダーだったの!?」

小「リーダーというかクラス委員みたいな感じ」

加「どっち?中学?」

小「中学。で最後に、さよならって言葉を小山が言うと、担任の先生が」

加「おお」

小「おれはもう、『(泣き声)みんなさあ…ありがとねぇ(泣き声)」

加「人って変わらないね!(笑)

小「『さよぅならぁ!(泣き声)』っつって、もううー!泣いて」

加「(笑) いまと変わんないじゃん!やってること」

小「そういうのありましたよ」

加「15年以上すぎても」

小「はい。やっぱ人って変わらないね」

加「うん。退化してんのかな」

小「(笑)」

加「こう、幼児に(笑)」

小「そうね、どんどん戻ってってる感じ」

加「遡ってる」

 

・ガールズトーク

〈今年で22歳になりますがいままで彼氏がいたことがありません。次に好きな人ができたら積極的に行動してみようと思うのですがおふたりはどう思いますか?また、「おれに気があるのかなあ」と思う女性の行動は?〉

小「どうですか積極的な女性」

加「いいじゃないですか」

小「押しがすごい」

加「うーん押しがすごい女性…いいと思いますよ」

小「僕もいいと思う。あとさやっぱ男って、女性も言うけど、男も推しに弱いよね」

加「う~~~ん、うん…どーなんだろ。でもまあいいよね、積極的な女の子は」

小「そんなに思ってくれてんだってことでやっぱね、意識すると思うんだよね」

加「するね、するする、するーわ」

小「でもほら、22年間いないからさあ、そのアプローチの仕方も」

加「てかしなきゃ可能性広がんないからね」

小「でましたよ」

加「そうだよ」

小「みなさんそうだよ」

加「ね、踏み出さないと、やっぱり一歩」

小「かっこいっす

加「(笑) 雑、雑い」

小「(笑) でもあとこれっておれに気があるのかな?って思う行動…」

加「思うよね、おれに気があんのかな?って思ってて、『結婚します』っていう」

小・加「(笑)」

加「あ、あ、そーなんだね!」

小「すげーなその勘違い(笑) 大きな勘違いしたんだね」

加「大きな勘違いだったよ」

小「グッ!としたね」

加「あ~彼氏いたんだ!」

小「その彼氏いたんだパターンあるよね、気があるのかな?と思ってメシ行ったら彼氏の相談とかね」

加「あ~~!!つらたん」

小・加「(笑)」

小「若い、会話が(笑) あーつらたん」

加「つらたんそれ(笑)」

小「頑張って!押しはいいよ、絶対。押しが嫌いな人いないと思う、頑張ってね」

加「うん、押して押して」

小「というわけで以上ガールズトークでした~」

加「早いよ!(笑)」

 

ふつおた

〈先日の『LIVE MONSTER』見ました。小山さんがピーマンを切っているときに、『おれ紫だけど恥ずかしいわ』と言っているように聞こえたのですが、加藤くんとなんの話をされていたんですか?〉

加「全然覚えてない」

小「いやおれ覚えてる。なんか、おれの、渡された包丁かまな板かなんかが紫だったんだよ」

加「うん」

小「でシゲが『おまえメンバーカラーじゃん!』っつって。おれ紫で恥ずかしいわ、っていう話をしてたんだよ。それ、だけの話…」

加「でも小山さんはわりと自分のメンバーカラー好きだよね」

小「僕大好き紫!」

加「紫のものってけっこうなくない?」

小「でもおれ靴、おれさ靴見たことない?おれの紫の靴」

加「ある…(笑)」

小「あるっしょ」

加「すげえ(笑)」

小「あるっしょ」

加「ちょっとないの?『メンバーカラーじゃん…(沈)』とか」

小「『メンバーカラーじゃん!(嬉)』だよおれは(笑)」

加「いや、人からさ、『うわメンバーカラーじゃんw』みたいな、それこそまな板紫じゃん!みたいな、おれが言う感じ」

小「したら、『そうだよっ?』」

加「(笑) でも恥ずかしいわーってそんとき言ってたけど、内心はそうだよなんだ」

小「恥ずかしいわーで、思いながらも、嬉しい自分もいるよ。あなんかLIVE MONSTERさんおれの紫知ってくれてんのかなみたいな」

加「あー」

小「えだってもう緑はどうなの?」

加「ちょっとずつ好きになってるけど、おれ別に、これ言うと…緑をね、で応援してくれる方に…(小「いやいや」)いまは別にいいんですけど始まりさ、始まりだよ?(小「うん」」)もう消去法というか、おれらめっちゃ気ぃ遣って最後だったじゃん」

小「そう、僕たちが選んでないからね」

加「選んでないの!残ったのでどれがいいですかみたいな。じゃあ似合うやつ勝手に決めてだったから緑になっちゃったし最初オレンジみたいな」

小「おれオレンジ、オレンジってか橙、うんそうだね」

加「いま、やり直したら絶対違うメンバーカラーだよね」

小「そうだね」

加「何色がいい?」

小「僕?紫!」

加「ああまあそうか、自分で紫に変えたのか」

小「紫か赤がいいかな」

加「赤がいいでしょ、でも。赤もいいでしょ。おれ青がいいんだもん」

 小「あー」

加「だから『SEVEN COLORS』青だったとき、すげーしっくりきたもん」

小「おれも赤の着さしてもらったじゃんPV」

加「うん」

小「すげーよかった」

加「まっすーと手越は黄色とピンクって感じするじゃん」

小「そうだね、まあまあそうね。まあ今日飲まれてるのもね、その緑の」

加「お茶だからね!?」

小「(笑)」

加「まグリーンティーだからね!?!?グリーンティーはだいたいグリーンでしょうよ」

小「好きだね(加「そりゃそうでしょうよ」)、緑が好きだね(笑)」

加「そりゃそうでしょうよ」

小「マイクも緑だよ(笑)」

加「これは黒!」

小「好きだね~~好きだね緑が(笑)」

加「そーれは合わせてきたね、ガイよ、ガイよ合わせてきたか(笑)」

小「(笑) さあ」

加「こんなんで終わっちゃうの?もう1枚いける?」

 

〈私はいまフリーターなんですが、同い年との大学生との会話で知らないいまどきの言葉が出てくることがありました。おふたりは同い年の友達にジェネレーションギャップを感じたことはありますか?〉

小「最近なんかある?使ってる、いまっぽい言葉」

加「若い人と話すことがないでしょ、同世代もそんな変わんないしょ」

小「おれまず『とりま』を知らなかったからねおれは」

加「あそう」

小「とりまビールとか、『とりま!?鳥!?鳥!?』って」

加「逆にビジネス用語っぽい方が多い、おれ、だから」

小「あ~~」

加「たとえばコンプライアンスとかそういうのは年々、ニュースキャスターやってたりするとあるじゃん」

小「そうだね」

加「そういう流れで、『加藤さんこれコンクリートじゃないんですけど』って言われたの」

 小「え?どういうことすか」

加「(笑) 『すいません加藤さんこの企画まだコンクリートじゃないんですけど』って僕がやってるラジオ、NHKの方で言われたの」

小「どういうことですかそれは」

加「つまり、固まってないってこと(笑)」

小「そういうこと?そう言えばいいじゃんね!」

加「で、固まってないのが、コンクリートじゃないって言い方が変わってて、半分決まってるときは『これまだ生コンなんすけど』って(笑)」

小「なに生コンって!」

加「生コンクリートって言うじゃん!」

小「あ言うわ!」

加「固まりきってないわけよ!

小「あーあれね!」

加「そういうのは、おれけっこう気に入っちゃうから、使う」

小「使っちゃうでしょ(笑)」

加「『それもうコンクリートっすか?』とか、『まだ生コンすかね~これ!』」

小「使えるって(笑) それいいね!」

加「おもしろくない?」

小「その話いいね」

加「そういう方が多い、どっちかっていうと作ってくっていうか」

小「いいっすねいまの話全部まとめてコンクリートっすね」

加「コンクリートっしょ?コンクリってんだよもう(笑)」

小「(笑) そうね、いまどきの言葉がおれわかんない、今度いまどきの言葉教えてよガイさん。わかんないな最近流行ってるやつ。いまナウで使ってる言葉教えてもらおうよ」

加「あるよねなんだろうな~」

小「あっそうだ最近ね、おじいちゃんがさ、織物やる物語なんだっけ」

加「…鶴の恩返し?」

小「鶴の恩返しを」

加「鶴の恩返しが出てこないの?ちょっと待って(笑) 鶴の恩返し、おじいちゃんじゃない、鶴がやるの、織物は(笑) オジイチャン織物ヤラナイ!」

小「(笑) それをいまどきの言葉で訳したのがあったわけ」

加「うん」

小「なんかそれがちょーおもしろかったんだよな~」

加「気になるよ、時間あるからちょっと出してよ」

小「ああったあった。『昔々あるところにおじいさんとおばあさんがジモメンとわりと本気で暮らしていました』」

加「(笑) 地元のメンバー?」

小「うん。『ある日おじいさんは街でオケった帰り、やばたんなぽっち鶴を見つけました』」

加「オケったはカラオケ?」

小「そうカラオケでオケった帰り、やばたんな(加「やばい」)ぽっち鶴」

加「ひとりの鶴ね、孤独な鶴ね」

小「でそれを見たおじいちゃんが、『「ちょ、ガチ?」』」

加「(笑)」

小「『おじいさんは、インスタにガン萎えした鶴の姿をアップしました』」

小・加「ははは!(笑)」

加「インスタグラムに弱った鶴をアップした」

小「『おばあさんにもLINEを送りましたが既読スルーされました。「ワラ」』(笑) で、いろいろあって、『家に帰るとおじいさんはおばあさんに鶴への神対応について武勇伝を語りました』」

加「ああ」

小「『すると玄関のコールが鳴る音がしました。開けると、98lineのおしゃんてぃーなJKがサブバを持って立っていました』(笑)」

加「サブバってなに?」

小「サブバッグじゃん?自分の」

加「サブバッグね(笑)」

小「98lineは98年、たぶんおしゃれなJKがサブバを持って立っていましたと」

加「うん」

小「で、『「いまよろしかったでしょうか?満喫閉まってたから朝までもふらしてくんない?吐きそうす」』」

加「(笑) ちょ話変わってんじゃんそれもう(笑)」

小「まあこういうのがいろいろあって」

加「わかんない言葉あった?そんなかに。だいたいわかる?」

小「でもこの、『きゃわわなJKにテンアゲしたおじいさんとおばあさんはJKとオールすることになりました』…テンアゲ?」

加「テンアゲ?」

小「たぶんテンションアゲだと思うんだよ」

加「あー」

小「でこれわかんないよね、『エモキュンしたおじいさんは砂で(筆者注:正しくは「秒で」)JKの布を売るため街へレリゴーしました』」

小・加「エモキュン?」

加「胸キュンみたいなことかな」

小「あ、かなあ」

加「エモーショナルキュン?違うかな(笑)」

小「で、『布は街でくそツボり、おじいさんおばあさんはぷちょへんざして喜びました』」

加「ははは!(笑) それさあ」

小・加「ぷちょへんざ(笑)」

加「それさあ、話変わってない?」

小「おもしろい」

加「おもしろい、そういうのがあるんだ。だいたいわかるねでも」

小「うけるこれ、あとで送っとくわ」

加「送んなくていいよ(笑)」

小「いやいやおもしろいだって(笑) でさっきビジネス用語を使った白雪しめの話がある…」

加「白雪しめ(笑) もう江戸っ子みたいになってんじゃねーか(笑) いずさんじゃん、飛行機しこうきって言うタイプじゃんそれ」

小「(笑)」

  

・エンディング

小「いまシゲ送った」

加「送んなくていいよ(笑)」

小「JK用語で鶴の恩返しを読んでみたって内容だったごめ」

番組へのおたより宛先を読んでいる間もひたすらツボっている小山さん(笑)

小「ハガキの方は〒105-8002 文化放送にレリゴーしてください(笑)」

加「(笑)」

小「さあこれ3月10日?まもなくツアーも」

加「3月10日でコンクリートしてる?」

 小「コンクリートして、お、固まってきた」

加「(笑)」

小「ぷちょへんざ」

加「ぷちょへんざ(笑) ちゃれー」

小「ツアーも始まりますんでそのときは楽しんでいきましょう」

加「白雪しめ(笑)」

小「(笑)」

加「白雪しめが一番ツボるわ(笑)」

 

○主観

今回の内容ここ最近の中でも特に笑ったwwww 正直手越回と張るかそれ以上に腹抱えて笑ったわ。あんだけおもしろい鶴の恩返し読んだあと結局一番ツボったのが「白雪しめ」っていう。こやしげが平和すぎて今日も地球丸い…まじ…コヤシゲイズピース。

物心ついたときからずっと黄緑と緑が一番好きな色だったから、しげさんのメンバーカラーが緑で本当嬉しい。しげさんももっと緑好きになろ。