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タイトルが語る

『解放されましたね』

 

2015年4月12日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

ライブについてのメッセージが続々と届いているのでその紹介から。

〈名古屋公演行ってきました。1年半ぶりのNEWSに会うことができてとても楽しかったです。4月から社会人になったのでNEWSにパワーをもらえました〉

本当にたくさんのメッセージが来ているけれど、最近手越さんがネタバレはなるべくネットに書かないで!読まないで!と言っているのを隣で見ているので少しでもネタバレになるようなことは口にできないとのこと(笑) 今回はガラッと趣向を変えて臨んだライブで、新しい演出家さんも迎えショーとしておもしろいものになっている。部長としてもとても楽しく、いつもより踊っているなという印象もある。1年半とはすごく変化できる時間だと思った。スキルアップという面はもちろん、皆こなれているしリラックスしていて、プロだなあ、大人になったなあと思った。「このままみんなで一致団結して良いパフォーマンスを続けていきたい」

 

・音楽部

ケンドリック・ラマー「i」

従来の「群れないと入れない」世界だったヒップホップで、一人で闘い歌い続けるアーティスト、ケンドリック・ラマー。今回の「i」ではサビの部分で"I love myself"という歌詞があり、自分を愛しているからこそこの世界で負けないという強いパワーを感じる。

 

・おたより

先週話せなかった小説の話から。

〈最近なにか書いてるそうですね。大人の事情から解放されたら教えて!〉

「解放されましたね(笑)」

〈短編集『傘をもたない蟻たちは』の発売決定おめでとうございます!14歳の私ですが必ず読みます〉

〈『傘をもたない蟻たちは』に収録される書き下ろしが同性愛の話?ネタバレしない程度に教えて!〉

「同性愛ってもう言っちゃってんだね」ネタバレ0で読みたい人はいったんラジオの音量を絞った方が良いかもしれない、と前置きしてから、6月1日に発売される短編集『傘をもたない蟻たちは』の話。

書き下ろしの『にべもなく、よるべもなく』は他の短編の1.5倍ほどのボリュームで、同性愛的描写やちょっとした性描写もあるそう。年代的には12~13歳の中学生の男の子の話で、内容は過激ではあるけれど理解できないということはないのではないかと思う。他の短編と違うのは、部長が9年前、高校生のころ国語表現という選択授業の卒業制作で書いた「妄想ライン」という掌編から物語が始まるということ。

「妄想ライン」は原稿用紙4枚、1600字ほどの作品で、男の人が車を運転していると助手席の女の人が変わっていくというちょっとファンタジックな、怖いお話だそう。どうにか作品に入れたい、けれどそのまま入れるよりもそれを「使って」なにか新しい書き下ろしを書こうという話になった。9年前の自分が書いた作品の続きを9年後の自分が書くような、一人リレー小説のような、まさにバトンタッチという感じ。一方で同性愛や中学生ぐらいの葛藤を書きたいと思っていて、このふたつをくっつけられないかなと思い、このような形にしたとのこと。強引に思えるかもしれないけどおもしろい試みだと思っている。他の作品の内容がスムーズな流れになっていることに比べ、書き下ろしはある種の歪さをもった作品。「妄想ライン」から始まってだんだん『にべもなく、よるべもなく』になっていく、特殊なつくりになっているそう。自分でもおもしろいなと感慨深いところもあり、タイトルも音で作ったけれど気に入っている。

短編集のタイトルについては、たとえば『染色』など、表題作という形でどれかからひとつ選ぶことも可能だった。けれど全体的に愛情があるし、どれかひとつだけを目立たせるのがいやだったという。そこで「今日中に決めないと限界です」という日に編集さんたちと集まって、全体に通底しているテーマ「痛み」「水分」から考えて最終的にこのタイトルに決まったんだそう。蟻は同じ方向に動いていくような儚い存在の中で、その蟻が雨の中立ち止まった瞬間、過酷な状況に挑もうとする弱い存在たち、という思いでつけたとのこと。

短編の中には書き換えているものもあり、内容がまったく変わるものもあるので「短編集出るなら買わなきゃよかった」とおっしゃらず、買ったことを後悔しなくて良いと胸を張って言いきる部長。雑誌掲載時のものと見比べられるのは買った人の特権。

 

〈『イミテーション・ゲーム』、期待通りの作品でした。アップル社のロゴを噛んでいるのはアランだそうです〉

〈『イミテーション・ゲーム』ドラマチックな作品でした。『博士と彼女のセオリー』もぜひ観てください〉

『博士と彼女のセオリー』はまだ観られていない。『イミテーション・ゲーム』はエニグマという第二次世界大戦中のドイツ軍の暗号を解読するために集まった調査機関の話で、機密事項になっていたが50年経ち公開されるに至った。つい最近公開され、アラン・チューリングに対しエリザベス女王も恩赦したと話題で、テーマも壮大。暗号解読のワクワクドキドキ感があるかと思いきや、それだけではなく差別的な部分、いじめなど全体的に詰め込んでいる要素が多い。

 

○主観

社会人生活が始まって毎日泣きながらひいひい言ってるけど、そんな中シゲ部が日曜日の夜にあることの幸せに改めて気づかされた。一週間がまた始まるっていうそんな憂鬱な夜にしげさんの好きなものことの話やしげさんの考えた考えてることやしげさんが最近したことの話聴けて最後に必ずおやすみって言っていただけるこれ以上の幸福があろうか?あろうのか??あろうのか???いまのわたしからシゲ部が奪われたらきっとたちどころにしぬ。

短編集すごい楽しみかつ大学のゼミでジェンダー論やってた身としてはこんなに興味深い研究資料はないってくらいに期待してるので、いつか大学院行った際には修論執筆の参考資料とさせていただこうと勝手に思ってる。現役ジャニーズアイドルが書いた同性愛テーマの小説ってだけで論文1本書ける。ていうか書きたい書かせて。だれかが書いちゃう前に書く。

 

仕事始まってから本当に忙しくて日々起床仕事帰宅風呂睡眠しかできてないクズっぷりで仕事行きたくなくていやでいやでいやだけどしげさんもお仕事頑張ってるんだと思うと元気出る。でもそれで仕事行きたくない気持ちが薄れるわけじゃないから人生つらい。

ゼウスとかニノさんとかメレンゲとか他諸々録画消化追いついてなくて焦るけど明日の『4vsX』はまじに楽しみ。週の初めに元気と生きる気力をちょうだい。