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ルーティンワーク越えて今日

『シゲは、日曜始まりです』

 

2015年11月8日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「今週はもうね、おれは自分のことを褒めてくれるメールをたくさん読もうと思う…(笑)」ということで今回のシゲ部、「加藤シゲアキを褒めてくれる人のメールをたくさん読んで自分に酔おう」という回。自分を高める、そういうナルシストな回があってもいいじゃないかとのこと。

〈中学生で女子校に通っているのですが、いまのクラスが好きではありません。ネットに悪口を書かれとても落ち込んでいたときに初めてSORASHIGE BOOKを聴き、好きなことを話すシゲアキさんの声で笑顔になれました。このラジオと好きなことを楽しそうに話すシゲアキさんが大好きです。これからも楽しみにしています〉

好きなことをだらだらだらだら特にオチもなくしゃべってるこのラジオがまさか人を救ってるなんて!と驚きつつ、今日も自分に自信をもって30分お送りしようかなと意気込む部長。

 

・音楽部

People In The Box「翻訳機」

「好きなの、好きな曲があるの、ときどき聴く」ときどき聴く好きな歌があり、そのバンド自体も好きなんだけれど、ずっとときどき聴いているのでかけるタイミングもなんとなくなかった。やっぱりいいなあと思ったので今回紹介。

People In The Boxは男性3人組のポストロックバンドで、2003年に福岡県北九州市で結成されて以来10年以上活動している。いまは3人だけれどけっこうメンバー変遷が激しく、ずっと変わらずにやっているオリジナルメンバーはボーカル兼ギターかつ、作詞作曲を手掛ける波多野裕文さん。People In The Boxの魅力は独特の世界観で、音楽のジャンルいろんなものをやっていて常に新しいことに挑戦している。波多野さんの心地よい声も魅力のひとつだけれどやっぱり歌詞の言葉選びが素敵で、部長が特に好きなのが(「まあみんな好きだと思う」)今回かける「翻訳機」。2014年8月にリリースされたアルバム『Wall, Window』の1曲目で、部長は最初動画サイトで見ていいなと思ったそう。詩的なポエティックさ、People In The Boxならではの言葉選びが魅力的であり、すごく優しいけれどときどきドキッと刺さるソリッドなワードも入ってきたりする。「まあ聴いてくれよ(笑) 恒例の言い方ね」

少し前にアルバムも出て、まだまだ歩みをとめないPeople In The Boxにこれからも注目していきたい。

 

・おたより

「これたぶんもう話せるかなと思うんで話しとこうかな」まずは『閃光スクランブル』文庫化についての話。

〈『閃光スクランブル』が文庫化されると聞き嬉しいです。部長の作品の中でも一番読みやすく部長の小説を読んだことのない人に特におすすめしたいです。発売日が『四銃士』と同じ11月25日で、しげ部長のファンとしてわくわくします〉

「ありがとうございます!」ぜひ『四銃士』と合わせて手に取ってくださると嬉しい。昨年の『ピンクとグレー』に引き続き『閃光スクランブル』が今回文庫化されるのは『ピンクとグレー』の映画化に合わせてみたいなところもあるとか。

『ピンクとグレー』のときも話したかもしれないが、何もいじらなくてもいいし直してもいいんだそう。まんまいけるかなーと思ったりしながら読み直したら自分で思うところもあり、『閃光スクランブル』から2冊書いて「まだまだだな」とすごく思った。『ピンクとグレー』文庫化のときはその「まだまだ感」も魅力だと思ったけれど『閃光スクランブル』は「この台詞いらないな」など大量に直した。もちろん話は変わらないものの言い回しや流れを変えたり言い換えたり、結果7ページぐらい切ったとのこと。「ということなんでつまり、もう1回読んでほしいんですよ」

閃光スクランブル』を好きな方は直さないでほしかったかもしれないが、そういう方は単行本をまた手に取ってもらえればうれしい。文庫本用にいまの加藤シゲアキが2年前の加藤シゲアキに手直しをする、自分で赤を入れ編集した。カサアリのときも『にべもなく、よるべもなく』で昔の自分の文章を直したというのがあったのでその感じに近い。「ガンガンド頭からまっかっか!」

300ページぐらい、「こんな直すのか!」と思うほど直すのはしんどかった。何百回も読んだので自分の文章は知っているけれど大事な作業だと思って超直したので、もう1回読んでほしいし、『閃光スクランブル』好きな方には読み比べても楽しいと思う。初めて手に取る人にとっても『閃光スクランブル』は読みやすいと言ってくださる方が多い。エンタメ指向で、『ピンクとグレー』が純文学(「って言うとそんなわけないんですけど」)、文学に寄せてた部分があるとしたら、『閃光スクランブル』は本当に大衆小説として軽い気持ちで楽しんでもらえたらと書いていたので入り口として本当に良い。あまり本が読めない方、小説を読むのがが苦手な人の入り口には良いかなと思っていたので、加藤がどこを直したかも含めてぜひ手に取ってほしい。

なおかつ、どうしてエンタメものに振り切ったかということを新たに書いたあとがきで明らかにしたいるそう。それも踏まえ、『閃光スクランブル』持ってるからもういいかなと思うのもまあいいけれど、もう1回読み直したいなと思っている人は改めて文庫を手に入れてもらって、最後の方に単行本にはなかったものが収録されていたりするのでぜひそのへんも合わせて楽しんでもらえると嬉しい。「あとがき書いてくださいって言われて、あとがきって何!?あとがく、あとがく…なにを加藤はあとがけばいいのかなっていう(笑)」

めっちゃ迷ったけれど、やっぱり自分がこういうジャニーズのお仕事をしているから書ける部分がよりあったので、『ピンクとグレー』からの流れを踏まえてどうして自分が『閃光スクランブル』を書くに至ったかを少しだけ書かせてもらった。『閃光スクランブル』好きな方がいるから複雑で、自分の作品には厳しくなっちゃいがちで直すのが正解かわからないけどいまの加藤が正解だと思うものを、ということで直した。本当に読み比べると「あーそうしたんだ!」「このカッコそういうふうに書き換えたんだ!」と、言い回しも含めいろんな楽しみ方がある。「いや~大変だった」

書いているときは楽しいけれど、書くより読み直して直すのが一番しんどい。

 

〈今年NEWSのファンになりこのラジオも聴き始めたのですが、リスナーのメールで使っている文章や言葉が普段聞かない言葉ばかりで戸惑っています。これからは勉強してみんなに追いつきたい〉

あんまり硬くなっては良くないしカジュアルなラジオにしたいけれど、たぶん自分の言葉遣いがファンに移ってると思う、と部長。「かといって僕もけっこうね雑に日本語しゃべるときもありますけど(笑)」

「拝読」「拝聴」など、こういう言葉を遣いたい、使える大人になりたいという人がリスナーに多いのでは。毎回全部読んでいるけれどみなさんそういうわけではなく、中には気楽な、友達に話すみたいなメールをくれる方もいる。文体に全然規制はないので思ったことや質問、疑問等々あれば気軽に送ってほしい。

 

〈週の始まりは日曜か月曜、どっちだと思う?月曜だよね?〉

「ごめんなさい僕は週の始まりは日曜日派でございます」カレンダーの記述がそうだったし、「日曜から今週、来週」と教えてもらっちゃったから。学校の始まりが月曜日だから日曜日始まりじゃないのはわかる。部長の中でいま完全に日曜日がゼロな感じ、スタートな感じがするのは、金土と必ず生放送があってルーティンワークなので感覚的にそこを越えたところからのスタートとなる。「だからおれに聞いちゃダメよね、月金で働いてないさあ、おれみたいにさあ」

月~金に9時5時で働いている人は月曜って言ってもいいんじゃないかと思うけど、正しくは日曜日から週変わりということになっているので正しい方に倣っている。サザエさんちびまる子ちゃん笑点を見るとおもしろいけど憂鬱になったりするのが全然い。「おれ別に学校嫌いでもなかったし…ごめんね?シゲは、日曜始まりですということで」

 

○主観

セルフしげほめ回!!って血沸き肉躍ったら最初のメール以外そこまでしげほめでもなくてでもしげさんが今日も楽しくラジオで話してるからん~なんでもいっか♡ってなった。しげさんが楽しければなんでもいっか♡ あとすごく嬉しいことに今日もおたより読んでもらえて嬉しい。シゲ部これで5回目?かな?もはや2回目のときに部員ネームを読んでもらえなかったさみしみは浄化された…メールストーカーは成仏した……(ただしメールストーカーをやめるとは言っていない)。らじらー含めたら8月から月1ぐらいで採用していただいてるから今後も意識高く(?)頑張ろうと(?)思いました。

閃光スクランブル』の文庫化、あとがきが一番楽しみ~~持ち歩きもしやすいから発売されたらしばらく肌身離さず持ち歩きたい所存。本当に良い意味でさらさら読めるから仕事のお昼休みとかにもりもり読みたい。弁当からのデザートからの流れるような流れで読みたい。あと文庫版の表紙見たら思っていた以上に閃光スクランブルでびっくりしたし良いなって思った。思った以上に閃光スクランブルしてた。

週の始まりは日曜って知ってはいるけれど、常に日曜23:30のシゲ部を目指して生きてるからどうしても日曜で一週間が終わるな~って感覚になっちゃう。用事があったりとかでシゲ部聴けないとすっきりしないもん。そして今日も今日とてシゲ部を目指して生をまっとうするのだ。