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昔むかしの近未来

シゲ部

『他人事ではございませんよ』

 

2016年7月31日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「こんばんはぁNEWSの加藤シゲアキです!今週もスタートしましたFMヨコハマSORASHIGE BOOKぅ7月も終わりですかぁ、早いもんですねぇ。えーメッセージ来ております〈シゲ部長こんばんはぁ〉。えー部員ネーム、「私の彼も加藤さん」ということで加藤に関するメッセージですね、えー」

〈部員ネームが少しわかりにくかったかもしれませんが、私の彼氏の名字も加藤です。私は前々から加藤という文字はバランスが良く、ローマ字表記にするとかっこよさが増す、と彼に言い続けてきました。彼はシゲくんもそうだからそう見えるだけとあしらっていたのですが、最近やっぱり加藤という名前は良いと言いだしました。シゲ部長の活躍を見るにつれ、同じ名字であることが自慢に変わったようです〉

「はらー!そんな!えぇめっそうもありませんねほんと」

〈彼いわくシゲ部長がNEWSの中で一番男らしくかっこいいそうです〉

「ありがとうございまーっす」

〈これからも彼とふたりで応援していきます〉

「ありがとうございます嬉しいですねぇ。や~そうですかぁ、まあ、そう言ってくださるとね、ほんとに…(笑) 嬉しいんすけどかとぉっていぅん…名字はまあ、日本で10番目に多い、かったりする、いまはちょっとまあわかんないすけどねえ!僕がよく言ってるのはそうだったんすけど…ま~よくありがちな名字だしねえ、うーんなんか僕はあんまり加藤っていう名字はそんなに、気に入っている方ではなかったですけどまあそう言ってくれると、嬉しいですねえ。

なんかKATOでしょ英語で書くって。KATOって書くとねえやっぱこう外国の方はねカトウって読めないですからねやっぱケイトゥケイトゥ言われますからね。でもそういうのもなんかねちょっとこう発音しにくいなま、加藤シゲアキっていうのは非常にこう、あの~なんていうんすか、英語で、発音しにくいからぁ、なんかいろんな名前を勝手に、外国の人にあだ名を探されるというか作られたりしますけどね。なんて呼んでもらえばいいんだろうっていっつも迷いますよ。まあでもね、そうやって言ってくれて、嬉しいですよ、ええこ、これからもねおふたり仲良く(笑)、末永くねお幸せにっていう、感じですね!さあ!というわけで今週も30分よろしくお願いします!まず一曲目はNEWSの新曲です!「恋を知らない君へ」」

 

・音楽部

ぼくのりりっくのぼうよみ「Newspeak」

加藤シゲアキの今週の音楽部!ん~~またしてもねえやっぱねえかけようかな~と思います!ぼくのりりっくのぼうよみ。早いっすねえ、出たのねえ。僕聴いてたの去年末…だったと思うんでわりと早い、くも、あのリリースが、されたな~と思う印象ですけど、その名も1st EP、がありました。7月20日ですね、海の日。え~その名も『ディストピア』!ディストピアだってよ。いや~…今回もねぇ~おもしろいことをすごく~やってくれたというかねぇ~やっぱこう、いやいまだってまだ十代でこぉ~~んんな、歌詞をバンバン作ってこんな曲バンバン書いて、ねえ、ぶったまげ、たなあとほんとに思って、るんですが。

僕ちょっとsしばらく把握できてなかったんすけど、この、なんか2月だったかな、に、え~『文學界』、に、ぁの…エッセイを書いた、んだってね。そのオファーがあって。でまあそのエッセイは書いたっていうのはまた受験勉強中に書いたっていうのでちょっと話題になってた、んですが。え~、それからまあまあ、そんなこともありながらも文字書きもね、だから物書きやってるっていうことは、ちょっとおやおや僕もなんかそれは他人事ではございませんよという、そんなぼくのりりっくのぼうよみさんなんですけど。

その、えー『ディストピア』というアルバムの中の、え~リード曲といいますか、まあすでに公開されてるMVも公開されてる曲、それが「Newspeak」。これだけ聞いたらわかるよね、なにかっていうさ。いやーあの~Newspeakっていうのはぁ、ジョージ・オーウェルの、えー『1984』、『1984年』か、『1984年』っていう小説、の、えー…そん中に出てくる言葉なわけですよ。まちょっとそのへんをかつ、説明してるととてつもなく長くなってくしんですが。え~~ま実はごめんなさい僕ね、『1984』はねぇ、あの、話は知ってるから、読んだ気でいたパターンで、ちゃんと読んだことはないんですが、あのだいたいどんな話かは知ってる、ぐらいまあ有名な作品ですよ世界的にね。まあもうあのなんていうんですか、一応その~、ま、小説の転換期というか。まあ、海外文学のひとつ転換の、まいろんな作品に影響を与えたっていう小説、ね、1949年に刊行された、あ、作品でございますけれどもね。

その世界がやっぱりでぃすぽ、『ディストピア』の、わけですよ。ディストピア、っていうのを説明するとですねまあなん…あユートピアの反対ってことですねだから、その、まあ、なんていうんすかね、絶望的な、世界みたいな僕のイメージですけどね、うん。ディストピアディストピア映画とか言いますよね。まそれだ、そういうわけで、だからまあ完全にそういう世界観でEP作った、わけですよまあそのへんも、ぼくのりりっくのぼうよみさんらしいなぁっていう、ところはちょっとあってでも高校生、か、大学生になったばっかりとかで、なかなかその着眼点もてる人って、ほんとに頭良い方なんだなあなんて思ったり、しますけどね。ぁの…ま中にもだからそういうふうな、ま歌詞、的にもすごく、虚無、感、ある、リリック、だったりもするんですよねえ。

でまあやっぱり言葉っていうものに対してすごく、興味がある、ま当たり前なんだとは思うんですけど、あの~…すごくこう、深く考えてる、と思うんすよだからまあ、「So many words」とかねいろんな、「乾いた言葉を並べて意味を求めて彷徨い歩く」なんていう歌詞があったりとかする、し、あのその中にはまあオーウェルっていう言葉も、ま実際に入っていたりもするのでまさにこうジョージ・オーウェル、『1984年』、に対してのオマージュで書かれた、あの~曲だっていうのはわかるんですけど。だからあれですよ、僕が『星の王子さま』をテーマに曲書くのと、アプローチはほぼ一緒なんすけどねえ!さすがに僕は勇気がないね、ライブ会場で『1984』をテーマに、『1984年』をテーマに、あの~作品を書く、勇気が、ないっていうのはちょっとこう、悲しいところではあるんですけれどもね。

まほんとにあのーおもしろいことやってて、で~実際にその、今回MVも本人が監督してっていうだからさ(笑) おれとい、いやもう、ぼくのりりっくさんの方がよっぽどほんとアーティストとして完成されてるとは思うんですけど、ぼくとやり、やってること一緒っていうか僕がそっちに、ま興味があるだけなんですけど。だからなんかこう勝手にね、シンパシーを感じつつもなんか負けてられないななんていう気持ちにさせられる、わけですし。いやほんとに会ってみたいなあっていう、こと勝手に思ったりなんかするんですけど。

なんかその、あの~オファーした、『文學界』の編集のね、浅井さんという方とのインタビュー、対談をちょっと読んだんですけど。あのそのエッセイについての印象とかどういうだんど、どういう流れでオファーがあったとか、その話もあったんですけどその中でこう、あの~、影響を受けた本を持ってきてくれたっていうシーンがあって、まそこの中にまあ『1984年』もあったん、ですけど、もう一個がまさかの伊藤計劃の『虐殺器官』っていう。なんかもう僕が最近『GQ』で勧めた『虐殺器官』だったんで、ここもまたg、まさかのシンクロ!っていう、まあ高校一年生のときに読んだって言ってたから、やっぱ僕せ、高校生のとき読めなかったから、『虐殺器官』たぶんあ、たぶん手に取っても。なんかそこらへんもやっぱりそういうて、まあ哲学的なね、言語学っていうものがすごくたくさん入ってくるあの作品が好きで、なおかつこう、興味があるっていうのほんとに、いや聡明な方なんだなあっていう印象なんですけど。あの~なんかなるほど、僕も好きなものがちょっとん、なんかなんとなくわかるんで、逆にこれを機会にね、『1984年』改めて読み、読んでみようと、いう気持ちになったんですけど。

なんかそういうところもちょっとこう、あの~興味もあったりなんかしてとてもねえ、ぁのおもしろい、はい、方だなあと思っていてですね。なおかつまた驚きなのが、ですよ、そのEPにね、『ディストピア』、に、短編小説ついてるっていうんだから。も小説書いちゃってんのよ!書きたいってそのときの対談でも言ってるんですけど。僕も読んでみたいなと、まだ、すみません手に入れられてなくて、あの…ちょっと配信で買ってしまったものでちょっとだから盤をね、どうにか手に入れたいなぁっていういま、あの感じなんですけど。ほんとにあの~もう、なんていうんすかねえ、ミュージシャンっていう枠組みに留まらないほんとに、あのいろんなクリエイティブアーティストっていう、クリエイターでかつ、アーティストっていう感じになってくんだなあっていうのでね、いやほんと目が離せないですし、僕も、また刺激を受けたなあって思うので、ほんとに、いや大好きなアーティストが、また増えてほんとに嬉しい限りでございます!というわけで、ちょーかっこいいんで、やっぱねちょーかっこいいんですよそもそも、普通に!なおかつね、ちょっと声、大人っぽくなったななんて僕は思ったんですけど(笑)、気のせいか…なんかどんどん男らしくなってく感じも、感じたんですけど、ぁの、はい、というわけで、ぜひ、聴いてほしいなと思います!ぼくのりりっくのぼうよみで、「Newspeak」」

 

・おたより(なし)

「シゲの部活ぅ!う~~まああのー忙しくってぇ映画行けないん…ですけどなかなか。ちょっとこれは行っとかないとなあと思って、え~僕いま暫定、かみ、これだから上半期のランキング出してくれっていうメッセージたくさんあったんですけど僕あんまり行けてないんでちょっと恥ずかしくてランキング出し、たくないなって思ってるんですけど。ま一応暫定1位がずっと『ロブスター』でいて、その2位に、つけた作品が最近あったので、すごいまあ、ランキングつけるのもね、偉そうな話ですけど。あの、『クリーピー 偽りの隣人』っていう、まちょっとこう、まあ、いろんな話題になってたと思うんで知ってる方もいるし邦画なんでね、あの、西島さんであったりとか竹内結子さんであったり、あと香川照之さんであったりいろんな方が出てるこの作品なわけですけれども。やあみんながそのおもしろいおもしろい言ってるけど、そぉんな、そおんなに!?っていうでも、黒沢清監督だから、いや黒沢清さんのやつは確かにおもしろいよなぁ~と思い、あのー僕『CURE』という作品が大好きで、『CURE』大好き人間からするとちょっと、興味あるなあなんて思ってどうにかこう仕事の合間?『チカラウタ』の合間に(笑)、あの行ってきたんすけどぉさいっこうでしたね、ほんとに。

あのずーっとなんか、楽しいっていうか、まサスペンススリラーなんですけど。ま予告編を見ててもまあ、この香川照之さんなんかもうほんと『偽りの隣人』って言っててその偽りの隣人なわけだから、なんなんだろなって思ってしかも、それなかなかネタバレの予告編じゃないの?なんて思ってたんですけどいやいやなんか読めない展開、どんどんありますし、あの~黒沢清さんの、くrrろさわ節が今回もまあ唸っていてですね。正直ねほんともうド頭からねえもほんっといや~な感じがうわあこれこれこれー!みたいな。『CURE』んとき思ったやつこれこれぇ!みたいな、ちょっと普通の、そういうサスペンススリラーでは出てこないその味の、ちょっといびつさがやっぱね、たまらなかったですけど。いやもう終わっちゃうかもしれないので、これぜひね、あの…まあ、怖い、ホラーじゃないすよサイコスリラーです、サイコスリラーですね、サスペンススリラーか、まサイコスリラーだよね、なん、ですけど、まあ、これは観といた方がいいんじゃないかなと。怖い映画、苦手!っていう方もねえ、やなんかほんといろんな面で新しくもあり、挑戦しているし、なんかこう…まあなんかねなんつうんだろな、ツボでしたね。すべてがツボな作品でした、ほんとにあのー、みんな、みぃんなヤバイ、みんなヤバイっていう…(笑) 感想が、浅くてたまんないんですけどルックがまずね、ぜぇんぶねえ、こういや~な感じで、もう最初からこの鉄格子じゃないんですけど窓枠映してるだけで、もうこれこれこれ!このやな感じ!みたいな、会話噛み合わないんだよなあみたいな。原作小説はちょっと未読なのでね、どれぐらいいじってるのかわかんないですけどいやほんとに、ね、最高だったんでこれはぜひ、観たいなあみ、観てほしいなあと思いますまだまだ僕もね、あんまり観れてないのでちょっと、ほんとに他にもおもしろいのたくさんあるとは思うんですが。えー、ぜひと、ぜひぜひ!っていう感じですね。

え~~まちょっとなんか、そうっすねえ小説の話とかもしとくか正直ねいまあの…まああのー24時間テレビのドラマの方に入って、小説はいまよん、読まないようにしてるんですけどね、その、集中するために。あんまり別の物語は入れないようにしてるんですけれど。まちょっとまえ、そのドラマに入る前に、えー、読んだ、作品、だけちょっとここで紹介しとこうかな。言ってたら、言ってないかなおれ言ってないよねたぶん、『殺戮にいたる病』っていうまずひとつ、えー我孫子武丸さんの作品…を読んだんですよ。これはーいわゆる~ミステリー、なんですけど。なんかこれもさっきの、『クリーピー』、中盤…なんていう、中盤まで、読めないというか、その~~なんかわ、あ、わかってて、わか、なんかだいたいこんな感じでしょ?って思ったら全然違う方向になんか話が進んでくっていう意味でいうと、あの、ま『殺戮にいたる病』、ちょっとそういうなんていうんすかねえ、あの~ま最後に、大オチのあるパターン、って言ったらこれネタバレかな~どこまでがネタバレかわかんないんですけど!

まとにかく、衝撃な展開があるわけですよ。でも、衝撃な展開、叙述トリックってやつですね、だからいわゆる叙述トリックっていうものまもう、それは、ま僕もちょいちょい使って、るんですけどたとえばなんだろな、お、男、ミスリードをさせるっていうね、男だと思ったら女の子だったみたいな、僕も、そういうことしたりしますけれど。そういう、う、のを、ま叙述トリックと、言う中で、まあ、いうてもまあ読めるでしょみたいな。どんなオチが来るかなんてある程度想像つくでしょぉ!と高を括っていたら、ハァーーー!!ってなったね。へっへへ(笑) その場にいた小山くんにすぐ勧めましたね、そう小山さんが絶対好きなやつですって言って。なんて『殺戮にいたる病』、あの…最初にあの、なんていうんすかねえ、もう、その主人公というか、犯人が捕まるところ?からまあs3人ぐらいの視点があるんですけど、捕まるところから、読むんですけど。まちょっとなんかそこもなんかまあ奇妙な感じではあるんですけど。こう~連続殺人犯、がどういう、連続殺人犯だから連続殺人を犯してくのと、え~…他の方がその伏線、両サイドはって、えー見て、なんていうんすか、あの…他の方が、まさん、3人の視点なんですけど、あの、まったく読めなかった展開が、あこれはめちゃめちゃ、ぁのおもしろかったんで、えーそういうなんていうんすかねぇ、叙述トリック好き?えっ!?っていう、びっくり展開が大好きな人はぜひ読んでほしいなと思います。

もう一個ね勧めたいのは福永信さんの『三姉妹とその友達』っていう、こっちはまた真逆のあのー、いや~~小説ってまだまだおもしろいことできるよなっていう。これはあの、まえ『一一一一一』っていう作品僕読んで、そのとき勧めたかわからないですけどそれもすごい作品なんですけど。『三姉妹とその友達』っていうのは、まちょっとこれぜひ、調べてほしいんですけど、『三姉妹とその友達』って言ってんのに三姉妹とそのともだ、その友達が出てこない、四兄弟の話っていう。なんじゃこりゃ!っていうね。前半戯曲で、戯曲形式で書かれていて、え後半が、そのノベライズっていう。わ、まっったくわけのわからない構成なんですけど、ねこの感覚は、この読書体験はほかには味わえないのでぜひ福永信さん、のえ『三姉妹とその友達』も、えーおすすめしたいなと、思います!えーというわけで、今週はここまでかな!」

 

○主観

シゲ部長のおもしろかった映画とか小説とかの話を聴いてるときってどうしてこんなにも満たされるんだろうねえと思いながら、幸せな気持ちにニコニコしながら聴いてた。なんだろう、別にじゃあわたしも観るぞ!読むぞ!っていう気持ちに必ずなるかって言われたら絶対そうじゃないんだけど、全然興味わかなくてへーそうなんだーとしか思えないときだってたくさんあるけど、だけどそうやって部長の好きな作品のことを教えてもらえるのはなによりぜいたくなことだなって、その時間も、その作品も、その事実も、全部まるごと胸にいだいて大切にしたいなっていつも思う。

映画の方はたぶんもう観に行く時間作るの難しそうだから小説読んでみたいなー『三姉妹とその友達』とかすごくおもしろそう!24時間テレビのドラマ原作もまだ読めてなくて個人的に6月の課題図書にしてた『キャッチャー・イン・ザ・ライ』もまだ読み終わってなくて、諸々中途半端だけど…読みたいって思ったらせっかくの気持ちが冷めないうちに読みたい。ので、8月の課題図書にする。

オープニングの名字の話、カップルの方もほほえましいし外国の人にあだ名作られる部長もかわいいしですごくほっこりした。加藤シゲアキってでも名字と名前のバランスがすごく良いよね、だってもし加藤じゃなくて豪徳寺とかなんかそのへんのいかつい名字だったらすごいことになりそうじゃない? 豪徳寺シゲアキ…すごいこう、こうげきりょく高そうになっちゃうから、しげ部長の名字が加藤でよかったって思う。名前かっこいいんだから名字はありがちぐらいがちょうどいい。