離別は突然に

『残念な報告がありまして…』

 

2014年11月16日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

〈この前、父もシゲ部を聴いていることが発覚しました。部長が話していた何かのうんちくがきっかけです(「うんちくの話よくしてますからね確かに(笑)」)。父は、MCは40代の方だと思っていて部長と一致しなかったそうです(「あーまあ嬉しいような気もしますけど(笑)」)。「トークはさておき(「おいさておくな(笑)」)、紹介する音楽と映画のセンスがいい」と絶賛しています(「嬉しいですね」)。いまは父とは離れて暮らしていますが、日曜のこの時間は共有していてあたたかい気持ちになります。いつもありがとうございます。これからも親子で聴き続けます〉

素敵なおたよりに、「お父さんはきっとラジオが好きな方なんでしょうね、いや嬉しいですよ」とちょっと照れくさそうな部長。「トークはさておき」と言われないように今日も頑張っていきたいと意気込む。「そして今日もセンスのいい音楽を…(笑) 結果的に自分のハードルを上げちゃう感じですけど」

テレビならあるかもしれないけど、同じラジオを聴いているというのはすごい偶然でなかなかないこと。このラジオの醍醐味はリスナーによって好きなポイントがまったく違うところにある。内容は全然入ってこないけど最後の「おやすみ」のためだけに聴いてるという人もかなりいる(「なんなら寝るために聴いてる」)。「全然いいっす好きに聴いてください!お父さんこれからも聴いてくださーい」

 

・音楽部

「今週もね、かけていきたいと思いますよ」

Chara×韻シスト「I don’t know」

加藤少年が1stアルバムをジャケ買いをしたこともあったアーティスト、「韻シスト」。それ以来あまり聴いていなかったけれど今回の楽曲を聴いて「おやおやなんてこった」と思ったとのこと。ジャジーかつグルービーで「おとなっすね!」と。(「いやおとななんだけど」)「あ…好きです」と、改めて聴き直したいくらいホットな楽曲。

 

・おたより

〈カマカマとツカツカは元気?〉

先日から金魚と混泳しているカマツカのカマカマとツカツカ。「残念な報告がありまして…」という前置きののち、そのうちの1匹が召されてしまったことを報告する部長。「昨晩の話なんで僕も傷がまだ癒えてないんですが」

いわく、急に動かなくなってしまってそのまま…。「残念な気持ちでここに来てます」

ここ3週間ほど毎日水替え・薬浴をやっても金魚の病気がなかなか完治せず(「(斑点が)減ってきてはいるんだけど」)、エサもあげづらかったりするせいで治るのに時間が思ったよりかかっているのが現状。そろそろ薬の力ではなく時間に頼って治るのを待つしかないのかと考えていた矢先、金魚に合わせた生活に耐えられなくなったのか小さい方のカマツカが亡くなった。大きい方はいまだ健在しているそう。金魚の飼育を1年間頑張ってきただけに、予想外の早世にショックが大きい。

悲しい話だけれど、一緒に金魚を飼っていた知人も言っていた話。ある魚が亡くなる前に他の魚がその横に寄り添うことがよく見られるんだとか(「頑張れよみたいな」)。件のカマツカにも召される前日、金魚2匹が囲むように(「気づいてないのか偶然なのかわかんないけど」)見守っていてどこかぐっとくるものがあった。このままだともう1匹のカマツカもかわいそうなので買い足すことも検討しているそう。

今回の出来事を通して、生き物を育てることの難しさを改めて感じた部長。こういうことをラジオで言わない方がいいのかなと思ったけれど、責任を感じたので正直に話すことにした。「ごめんなさい!本当にこのようなことがないようにしていきたいんだけど…難しいね」

生きるってのは大変なこととしたうえで、そう考えると自分がこれまで27年間ちゃんと生きてきてよかった。「よかったって言うと変な感じになるけど」

 

〈この前ラジオでこやてごがハロウィンでリアルソラジローと妖怪ウォッチの仮装をしたいと言っていたけれど、部長はハロウィンで仮装した?〉

「知ってんすかね手越さん、おれはジバニャンしか知らないすけどね」

〈部長は仮装した?僕は仮装して行ったらみんな私服でドン引きされた〉

「こういうことが起きうるよね」部長自身はコスプレ願望そんなにないけれど、10月に誕生日を迎える友達が多いため結果的にハロウィンパーティー兼誕生日パーティーになってしまうことが多いんだとか。「コスプレしてきて、しないと…」と言われるので憂鬱になる。「どこからコスプレしていくの?」と言う通り、最寄りのトイレで着替えるわけにもいかず、かといって自宅からして行くのも万が一バレたり(「顔隠すやつで行く?」みたいな」)、頑張りすぎて写メ撮られたりしたらいやだし…と懸念事項ばかり。

友人たちは家で着替えるみたいに言っていたものの、心配になって一緒に行く友人に相談したら「とりあえずあのー『安さの殿堂』行く?いまから」と誘われ、ドンキホーテ『安さの殿堂』に行った。時期も時期なのでハロウィンコーナーが盛り上がっていて、一通り見たけど1回の仮装にそんなに高いお金をかけたくな気持ちもあったため、無難な、可もなく不可もないコスプレ衣装を選択したそう。友達はディズニー(モンスターズ・インク)のキャラクターの衣装、部長はドンキホーテ『安さの殿堂』のキャラであるペンギンの着ぐるみを買った。(「真ん中に『ド』って書いてある」)

実際に着てみるとチャラいっちゃチャラく、若い渋谷の人みたいになってしまったとか(笑) しかし、いざパーティーに行ってみると参加者の仮装は全然で、仮面舞踏会の仮面レベルだった。こっちはオールインワンとはいえ一応全身仮装をして行ったのに「前日からの今日のこれどうしてくれんの!」と。主催者が参加者の中でもいじられキャラの人用に白いタイツに赤い日の丸が書いてある衣装(?)を用意していて、それが一番おもしろかった。「ハロウィンに逆にみんな縛られてないかなって思った」

近年の盛り上がりを見ているとハロウィンはもう避けられない社会現象。「ハロウィンなんて…」っていうのは野暮でやりたくない人はやらなきゃいい。ゴミを出さず街を汚さなければ、やるならちゃんとやろうよと思う。「なんでそんな話してんのかわかんないけど(笑)」

 

○主観

カ、カマツカちゃん死んじゃったのか…悲しい…。ラジオで知ったわけだからタイムラグもあるだろうけど、1か月ちょっとぐらいなのかな。金魚ちゃんを心配してたらまさかカマツカちゃんが先にとは…。意外と、っていうのも魚に対して失礼だと思うけど、魚をきちんと飼うって本当に難しいんだな。もし次の子を迎えるとしたらその子は最後まで元気に暮らしてほしい。もちろんいまいる金魚ちゃんともう1匹のカマツカちゃんも。

部長がドンキでコスプレ衣装選んでる姿想像したらちょっとくすっとした。しかも着ぐるみ。まえドル誌で見たガチャピンのも似合ってたからきっと「ド」のペンギンも似合ってるんだろうな(笑)