また1万の日々を重ね続けて

『カメラが来たら釣りをする』

 

2014年12月14日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「おぅ、今週はクイズやります」ということで、久々のシゲ部クイズ(第2回)!最後まで聴いてね。

『ベストアーティスト』や『FNS歌謡祭』の感想がたくさん来てる。「見てくれてありがとうございました」

〈『ベストアーティスト』で嵐の大野くんと釣りをするようなシーンがあったけど何か釣りの話した?〉

「毎回会うとするんすよね(笑) 釣りの話」ああいう一瞬しか先輩と会う場面がなかったりする。「最近行ってます?」「行けてないけど先月行ったなー」「今年もシーバス始まりましたもんね」とかの話や、釣果報告をしているそう。『ベストアーティスト』のときもそう話していたらカメラが回って、「カメラが来たら釣りをする」と考えることは一緒なので、とっさにふたりでそういう流れになった(笑) 忙しいので全然一緒には行けてないけれど、2015年は一緒に行きたいと語る部長。

 

・音楽部

「今週の1曲は、まあ~ここで…かけさせてもらおうかな」ということで、今回の音楽部はNEWSのニューシングル「KAGUYA」!他のラジオでは流れてると思うけどシゲ部では最初なので音楽部でかけさせてもらいたいなと「思っている次第でございます」。

「KAGUYA」の説明はたくさんしたけどせっかくなので仕様でも…と、以下部長による『KAGUYA』の説明。「KAGUYA」はかぐや姫をモチーフにした壮大なラブソングで、ミュージッククリップ・ジャケットは蜷川実花さんに撮っていただき、映像もスチールもどれもこれも素晴らしく楽しめる作品になった。

DVDが付いているのは初回盤A。PVにはもちろんメイキングも。「メイキングよかったですね、とても。メンバーの仲の良さが垣間見えるんじゃないかなと思います(笑)」

ミュージッククリップは最後にエンドロールがあり、こちらはDVDでしか見られない。撮影時のNGシーン(「おれはNGなかったからNGシーン入ってなかったけど(笑)」)というか、ハプニング集が収録されていて、メンバーの素顔が見られるんじゃないかなと思うのでぜひ見てほしいとのこと。

ブックレットが付いているのは初回盤B。封入されているスペシャルカードも蜷川実花さんに撮影していただいた。「そして1曲多いですね、『TRA↓VeLiNG』という…『TRA↑VeLiNG』…『TRA↓VeLiNG』…トラ↓ベリングだとバスケットボールになる(笑)」

通常盤はABよりも収録楽曲が2~3曲も増えていて、オリジナルカラオケも入っているのでぜひ聴いてほしい。通常盤カップリングの「勿忘草」はワンコーラスしかなく、とても粋。

どの形態にも収録されている「バタフライ」は『ONE - for the win -』のカップリングである「君がいた夏」のアンサーソング(「になっていると、プロデューサーがおっしゃってました(笑)」)。歌割りも「君がいた夏」を参考に作ったとか。

「毎回言いますが、毎回言うけどバラエティーに富んだ(笑)、『KAGUYA』ぜひぜひ楽しんでほしいなと思います」 

 

・おたより

「これもたくさん来てたんですよね」

〈この間、関ジャニ∞の丸山くんがラジオで「『ベストアーティスト』が終わったあとシゲと一緒に飲んだ」と言っていましたがそのときのこと教えて!〉

「(笑) シンプルなメッセージですね」丸山くんがしゃべったなら僕もしゃべらないと、ということで。『ベストアーティスト』のあとにふたりでやってる『Myojo』の連載「GIRL FRIENDS」のお仕事があったので、それをしに行った。連載では、今月と来月ですみだ水族館に行ったりしていたんだとか。当日終わったのが12時前で、「昨日何してたんすか?」と聞いたら「いや何もなかった、普通に帰ったよ」と。「だったら昨日終わりで誕生日のカウントダウンすればよかったですね、明日はあるんですか?」と聞くと「明日ちょっと早いんだよね」とのことだったけれど、「せっかくだからお祝いします?」と、部長が知っているバーに連れ回しちゃったんだそう。「はいはいはい…(笑)」

ちょうど11月26日が部長の「生まれて1万日」の日だった。『ピンクとグレー』でも「27歳と139日(「27歳と136だったかな」)」というタイトルで入れていて、それが1万日という意味。1万日が27歳の4か月後ぐらいに来るというのはなんとなく知っていたけど、友達(「このラジオにも来てたんですけどけっこう」)がわざわざ連絡をくれた。なので偶然、大野くん・丸山くんという仲の良い方と1万日が一緒だった。1万日がどうだってことではないけれど2万日まであと27年なわけだから、すごいっちゃすごい。じゃあ祝いますかとなり、行ったんだとか。友達いわく「1万日から人生がまた変わった」らしい。「ターニングポイントって人生に何個あるんだよ!って思わざるをえない(笑)」

そういうわけで、一緒にそんなに高いものではないけどシャンパンなんかでお祝いした「ふたりきりでね(笑)」

誕生日プレゼントやごはんはまた別で行こうということになり、天ぷらをごちそうする約束をした。『ぬ~べ~』終わりでお祝いも兼ねて一緒に行けたらなと思ってい次第。誕生日プレゼントはいまめぼしいものを考えてるところで、「渡す前に先に言っちゃうとね…(笑)」と、これの放送までに渡せるかわからないので渡してから報告させてもらいたいと思うとのこと。

 

〈『シュシュアリス』に掲載される短編の内容をネタバレせずに教えて!見えないところで着々とお仕事をしているシゲ部長、素敵です♡〉

「ありがとうございます!」

〈書き下ろし短編は食べ物に関係してる作品?〉

タイトルは(「ここが(発表するの)最初かな」)『イガヌの雨』(「かっこいいよね、我ながら(笑)」)。掲載号の『シュシュアリス』がダイエット特集なので食をテーマに書いた。ひねくれたところがあるのでまったく食欲の湧かない、食をテーマにした作品にしようと思ったつもりが、意外と食欲湧くという話になってしまった。完全SFで、『恋愛小説(仮)』よりもさらにSF臭の強い作品に仕上がった自負する部長。「イガヌ」って何なんだというところだけど、「イガヌ」を食べる社会の話で、ネタバレになるからあんま言えないのでぜひ読んでほしい。「感想来たらねまたちょっとずつ読んでいきたいと思う、次第で、ござい、ま、す…ふふふ(笑)」

 

「じゃあ映画の話しますか」

〈『アバウト・タイム』本当によかった。いま部長がおすすめする映画ある?私はビフォアシリーズのリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで』が気に入ってるけど部長は観た?〉

「いや観てきましたよ!すごかったっすね」12年間子どもを撮影し続けた映画で、タイトル通り6歳から18歳になるまでを撮り続けた。1年間のうちに夏に3~4日集まって作品を撮影していて、わかりやすく言うと『北の国から』的な映画。2時間半以上あってけっこう長い。そういう挑戦ってけっこう思いつくけれど実際に12年間何事もなく撮影できる保証なんてない。ビフォアシリーズも同じように、実際にイーサン・ホークジュリー・デルピーの実年齢と一緒に何年後という場面で出会っていく。「(収録場所外のガヤガヤについて)にぎやかですね、外が(笑) 外がにぎやかではございますが」

そういうドキュメンタリックな部分も含めた作品で、特に事件が起きるわけではないけれど、人生ってそういうもの。おしゃれで品があって、素晴らしい作品。『ビフォア・ミッドナイト』も大好きで、同じぐらい、またはそれ以上に魅力のある映画でびっくりした。人生のドラマティックな場面ばかり切り取っているのではなく、人生いろんなことが起きていく(「もちろん緊張感のある場面もたくさんあるんですけど」)、パワーのある、エネルギッシュな作品だった。そしてそれをドヤ顔せずに品よくまとめているリチャード・リンクレイターは本当に強者だなと思ったと語る部長。「ちょっと偉そうですけども」

『フューリー』もちょうよかった。「フューリーびっくり…びっくりフューリー」

戦争映画なので残酷なバイオレンスシーンが苦手な人はあれかもしれないけど、戦車ものはかなりよかった。ぜひこれも観てほしい。あと『紙の月』もすごかった。「邦画だと今年一番よかったのかな…あ、嘘だね、『FORMA』があった(笑)」

 

・エンディング

シゲ部クイズ!全問正解者の中から抽選で「ONE - for the win -」のオリジナル缶バッジをプレゼント。

①『シュシュアリス』に掲載される短編のタイトルは?

②丸山くんの誕生日に何をごちそうすることになっているでしょう?

③「KAGUYA」のカップリング「バタフライ」は何のアンサーソング?

 

○主観

ふいうちKAGUYAで激死。いや、たぶん来るだろうなとは思ってたんだけど、オープニングの時点で流れなかったからあ、じゃあ今日はないんだと油断こいてたところでまさかの音楽部ですよ。ふいうち左アッパー。ありがとう(死)。というか「KAGUYA」、MVチラ見せだのなんだので情報解禁されるたびに全力でとどめさしに来てるからほんとこわい。NG集(仮)、部長いないのは残念だけど、この前のめざてれの「EXILE風ダンスに苦戦!?」みたいなのが収録されるってことなのかな。やだ想像しただけぎゅんってきた。ぎゅん。ありがとう(死)。

大野さんとのベスアエピソードも丸山さんとのお祝いエピソードもすごいほっこりした。大野さんもしげ部長もお互いお忙しいとは思うけど、もしまた釣りをご一緒したらぜひお話聴きたいな。相変わらず丸山さんとも仲がよろしいようで、絶賛敗北感だ…まるしげに感じる謎の敗北感再び。

『イガヌの雨』すggっごい楽しみ!今回は恋愛系じゃないみたいだから安心して読めるはず。なんか設定とタイトル聞くと星新一さんの作品っぽい雰囲気がある気がする。あくまで雰囲気だけど。なんにせよ部長のSFって初めてだからとってもわくわく。