眼前に広がる以後

『点で好き』

 

2016年1月10日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「NEWS加藤シゲアキのーSORASHIGE BOOKゥー!こんばんはNEWSの加藤シゲアキです今週もスタートしましたFMヨコハマSORASHIGE BOOK。

え~~…まあなんか、なに話そうかねえ。あ、もぉ、ね昨日からドラマも始まったり、『傘をもたない蟻たちは』、そして『ピンクとグレー』が公開されたり。えー今週、先週か、先週~はねぇ特番もいろいろあったりとか、ん~なんかたくさんねえいろんなメディアに出させてもらう機会が多い中で、今日はその話を一切しません!…ふははは(笑) したいんだが、再来、週ぐらいかな、うぅ(笑) そういう話ができるのは(笑)

さというわけでまあ、あの加藤シゲアキの話をしていきたいと思います!」

〈NEWSのFC会報編集後記に、「趣味である車や釣りの話で盛り上がった」とありました。車の話をあまり聞いたことがなかったので意外でした。もしよければ車の話もぜひ聴きたいです〉

「いや、あのー…車は、正直そんなに、詳しくなぃ、っすよ。その、あまあちょっと前にねえその「クラウド」っていうwebでも書いたんですけどぉ、僕ラーメン、好きじゃないんすよ。好きなラーメンがあるんすよ。この感じわかります?(笑) なんか、ぁのなんだろうな、おれスイーツ好きじゃないんだけど、好きなスイーツはあるの。この感じ!わかると思うんだよ。くす車もそう!車好きじゃないんだけど、好きな車がいくつかあるの。だ自分がぁ、も~大金稼いで車何台も持てるようになったrrら、どんな車持ちたい?みたいな、そうゆう妄想?だやっぱ男の子そういうの好きじゃない。で別にでもそのおれ、スポーツカーとかにはあまり昔から、ン興奮しない主義で、なんかもっとクラッシックな車とか、あとはでっかい車とかの方がわりと好きなんだけど。だ好きな人ってさ『いやーあそこのブレーキの』とかさ、なんか…『あのエンジン音が』みたいな。まあちょっとはわかるんだけど、そこに別にそん~なこだわりもなくて、なんで、趣味の車って言われるとねえ、う~ん…ちょっと困っちゃうなと思って車の話しろって言われてもおれけっこうでもね車の話をみんなし、聞いてくるんですよ加藤くんどんなん乗ってんの、とか。なんか車ってひとつの、こうトークテーマとして入りやすいんだろうね、うん。

ちなみにだからこの、あっ!じゃちょっと、オープニング膨らんじゃうかもしんないけどもういっこ読もうか。こういうのだからいっぱいあるのよ、いろんなものを点で好きなのよ。ごと好きなものもあるよ?釣りとか、映画とかはごと好きだけど。なんか、そういう点で好きなものっていうのもいくつかあって。」

〈部長はプロレス観戦しますか?小山さんとのラジオなどで「プロレス」という言葉が出ていたことがありプロレス好きの私はテンションが上がりました。〉

「でこ、ゆうメッセージが来たんですよだからプロレスも、とっきどき行く、行くとちょー楽しいと思う、にわかファンなの。で行きたいたーと思うんだけど、やっぱ物理的にえぇもう限界なんだろねぇ、やっぱ映画行っちゃったりするしねぇプロレスでもほんとにプロレスの魅力はよくわかるんですよ。テレビでやってたりしたら見たりするし、ぁの好きな選手もいるんですよ。ただもう昔っから昭和プロレスが大好きとかじゃないから、すげえマニアックな技の名前とか言われても『あぁ~~!なんすかねそれ』みたいにはなっちゃう。

で、あこの方、まそういう話が来たんで…えー続きがあって(笑)」

〈というのも、DDTプロレスリングという団体で、まっすーファンの男性レスラーが試合中にリング上で『チャンカパーナ』を踊っているのを見たことが、私がNEWSを知るきっかけだったからです。当時はNEWSのNの字も知らなかった私もいまではNEWS、しげ部長の大ファンです〉

「っていうメッ、セージが来たんすよ。たぶんだけど、これ男色ディーノさんじゃないかなとい踏んでる。知ってる男色ディーノ?知らない?男色ディーノさんていう、DDTってまあ、ちょっとこう(笑)おもしろい人たちが多いんすよ。だ、男色ディーノって男色だから、こうゲイレスラーなの。すごいあの、パンツん中に顔入れたりとかする(笑) けっこう、人気だと思うんだよねDDTでわりと有名な…男色ディーノさんしか思い浮かばないんだけどおれ、まっすーが好きそうなDDTの、人。うん~でもあのい、そうっすねえ…そうまあでも、正月とかさ、どこもプロレス盛り上がるから行きたいなとは思っていたんですけど行けたのかな加藤くんは!はたして加藤シゲアキはプロレスに行けたのか!っていう問題ありますよね。ふぃ、去年も行こうと思ってもう急すぎてチケット取れなかったりとかしてぇ、もすーごい盛り上がるからね、うん。新日は特にね。

というわけでこんな感じなんです僕、点で好きなんです。はい、というわけで30分よろしくお願いします!まず1曲めは、あNEWSの、20日にリリースされます新曲でございますNEWSで『ヒカリノシズク』」

 

・音楽部

加藤シゲアキの今週の音楽部~!えーそれでは今週のぉ1曲です、あっそうなんすよねえ(笑) おまえどんだけ『しゃべくり007』好きなんだって言われそうだと思うす、言われるかなあと思うんですけど。以前あのMOROHAさんをね、かけたじゃないすか。今回黒木渚さんをかけようかと思います。

えー…以前ね、最近ですよわりと、え~黒木渚さんが『しゃべくり007』に出た回を見てですね、僕名前は知ってたんですけどその人となりをあまり知らなくて曲もあまり聴いたことがなかったんであっそういう人なんだと、思いまして、ちょっと改めて聴いてみると、これ素晴らしくあのー良かったので、あのー今日かけたいなあと、思います。ほんとにあのー、すごい、ぁのおもしろい、なあと、ま楽曲もそうですしまぁやっぱりまあ歌詞がね、特徴的ではあるんですけどまあ知らない方のために、改めて黒木渚さん、え~紹介したいと、思います。

え~…ま28歳ですね。独特の文学的歌詞で女性の強さや心理を生々しく歌い上げる孤高のミュージシャン、宮崎県出身。すべての作詞作曲を務めております。えー中高時代は厳格な寮制の、え~~学校だったみたいなんで、まあ情報をシャットア、ウトされてた分読書や絵画などに没頭していったそうです。え福岡の大学で軽音楽部に、かにあ軽音部に加入し、独学でギター作詞作曲を始め弾き語りライブを、活動。もともとはぁ、自分の名前を、バンド名だったそうです黒木渚っていうだから何人かいたんだよね。ま最終的にはそれ解散していまシンガーソングライターとしてやってらっしゃるわけですけれども。あのー…というのでまあまあさあと公務員をやってたんですけどまあバンド活動っていうのがバレて辞めさせられたみたいなことをその『しゃべくり007』でも言ってた、んですね。

でその、ま2ndアルバムもは2ndシングルも挟み、なんかが桑田佳祐さんが絶賛したとか、も各所で話題になり、えーまけっこう過激な歌詞もね、デビューシングルが『あたしの心臓あげる』だったりとか。まあそういう部分でわりとこう、じりじりと、あの人気を広げていった黒木渚さんでございます。えー僕がなおかつ引っかかったのはですねえ、そん中でも言ってたんですけど大学時代に、ポストモダン文学を勉強していた、話を聞いてておやおや?と、そんな話、は大好物ですからね。どんなことを勉強してたんだろうと思っ、たらばそのしぇ説明も(笑)あっなるほど、そういうふうに説明~されるんだなあということですが、当たり前のように使ってる言葉が、ま人にはこう違う意味でつ伝わってしまうことってあるじゃないすか、それを、まその言語に対して存在を否定する、みたいな、感じ。ま伝わんないよねこれ。

まそういうなんかねえ、結局でも僕のいん、ポストモダンの印象は、こういう文学、とか、」だとおもしろくなるよねーとか、こう流行り廃りみたいのがあって、ポストモダンもあるっしょはし、はし、あの流行りっちゃ流行りだったんすけど。近代文学、の、全体的な傾向を否定する。なんかそんな、わかりやすく、たとえば、なんだろな(笑) 違うんだろうけど起承転結、とかつけてんじゃねえ、愛してるという言葉はほんとに愛してるなのか、みたいな、なんかニュアンス伝わるかな~すごい広いんすよポストモダンて、結局。でポストモダンだ文学の代表とかって言われると、ぁの田中康夫さんの『なんとなく、クリスタル』とか、出てくるね。僕のやっぱイメージはぁあの高橋源一郎さんの『さようなら、ギャングたち』っていう、これはけっこう、ポストモダンだなあと思った、気がしますけれどね、うん。まあそういうのはいろいろとまあポストモダンっていうカテゴリがけっこうむんとや、あの、ふんわり仕上げなんす、だと僕は思ってるんですけど。

まそういうまあ、なんか、いまの、文学をひ、否定する感じっていうのちょっとまあわからなくはないおもしろいんす形あるものを壊したいとかね。そういう思想に近いんじゃないかなあと思って。なおかつそれで形ができる、ようなもの、がポストモダンって言うんすかねえ。だ、詳しくは、自分たちで勉強してくれって僕も言いたいぐらいこれはちょっと手ぇ出すと(笑) 説明すると、ややこしいんですけどまあでも非常におもしろいんですよそのポストモダンと言われる文学はでもとてもおもしろいですね。

えーで、そういう言われてみるとなかなかおもしろい歌詞、がほぉんとにたくさん散りばめられていて、もちろんメロディーやか歌も素晴らしいんですけど。今日はそのー10月に、昨年の10月に出たアルバム、え~…あ『自由律』っていうアルバムが昨年出たんですけどその中からちょっと1曲かけたいと思います。えー『虎視眈々と淡々と』っていうね、まちょっとだじゃれのようにも聞こえますけれども。ちょっと、蛇足ですけどぁのハナレグミのあいまいな愛のまにまにみたいな、あまい愛のまにまにか、みたいな感じをちょっとかん彷彿とさせますけど。まちょっとそういうタイトルですけど。

なんか、すごい、あのーい、もうパンチラインというかさ、がつっとくる歌詞がけっこうたくさん散りばめられてるんですよ。そのーこの中で言うと『世界で一番暗い場所は 人間の黒目の中にある』なんかおお、おもしろいなあっていう歌詞がたくさんこう、いろんな部分に残っているんで、残ってるって言わないか、いちおいろんな部分にこう、あの散りばめられてるんでほんとに、え~とても、胸に響くしわくわく、聴いててわくわくする、かっこいなっていう、ほんとにそういう楽曲があのたくさんあってとても良かったので…このアルバムも素晴らしかったしえーひとつ前の『標本箱』というアルバムも、とても良かったです。もしよかったら女性の方好きな方多いんじゃないかなあと思うんですけど。えもしよかったら聴いてみてくださいというわけで。黒木渚で『虎視眈々と淡々と』」

 

・おたより

「シゲのぶかつぅ~。え~あっ!ちょっとぉ先ほどあの男色ディーノさんじゃないの?って言ったけどいま調べたところ違ったみたいなんでちょっと訂正ですね。えDDTユニットでユニットなんすね、KAT-TOO、ふふ(笑) 完全にこれKAT-TUNからもじってるでしょっていう。えーというユニット、大石真翔さんと勝俣瞬馬さんが、いつもこういろんなところで『チャンカパーナ』踊ってくださっているっていうことらしいですね。へぇ~!僕の読み間違えてすいませんでした。勝手に男色ディーノさんがNEWS好きにしてすいませんでした男色ディーノさんもしよかったらNEWS聴いてください…ふふはい(笑) え~こちらどちらかがまっすーファンなんですかねぇ。ふたりともかもしれないですけど。

さてさてどんな話しますかね~料理トークでもしていくかなあ…あっん~まちょっと逆に本の話する?もすこし。」

〈私は読書をしたいとき単行本を買うことが多いです。理由は単行本の方が早く発売されるからです。しげ部長は単行本か文庫本、買うならどちらが多いですか?〉

「えー僕も正直、どっちでもーいい派なんですけど、文庫が出てたら文庫買うし、早く買いたい場合は単行本買うしっていう特にこだわりはないっすね。だ文庫の方が、やっぱまあ持ち運び楽だっていうのもわかるし安いっていうのもわかるんですけど。ま単行本ならではのねこう表紙とかの、おもしろさだったり、やあのーしおりの色だったりそんないろんなところに気づけるんで、僕は単行本は単行本でとても好きなんです。あとまあ好きな作家だと早く読みたいからね、単行本買うことも多いですよ。

あっそうそうだからちょっと~話またずれちゃうっていうか、先日あの~~まあちょっと放送は2月なんですけど、『ゼウス』っていう番組をさせてもらって、でそのときに、あのーいきなり、あ休憩時間とああるんですけどいきなりアルコ&ピースの平子さんに、話しかけられて『加藤くん』って言って『はい!』って言ったら、あのーなんびっくりしちゃって、話したことなかったんで。でー『僕実は加藤くんの本読んだんだよ』って言われて『あぁっそうなんですかありがとうございます』みたいななんかあの加藤くんだと知らずに、飛行機かな?新幹線かななんかその空港か、ま駅かどっか忘れちゃいましたけどそれで、買って、読んだんだよみたいな、ことを言ってくださって。そしたらなんか全然知らずに読んでたんだけどすごいおもしろくて、最後のーだれ書いてるんだろ~ってところで知ったんだよねっつって。あのなに、などれを読んだのかなぁと思って、どれ読まれたんですかーと思って聞いたら『あのーえっと、あの、死んじゃうやつ』みたいな(笑) 友達があの死んじゃうやつみたいな感じで、あのおっしゃってくださって。あの、ああ『ピンクとグレー』ですねっつってそうそうそう映画化するんですよみたいな話をしたんですよ。

でそのままなんかこう別れ際、というか、ちょっと…分岐路に、たどり着いてしまいまして、そのままちょっとお別れする形になってしまったんですけど。ね機会があったらちゃんとまたお話したいんですけど、その話をね、あのよっそのーアルコ&ピースさんのラジオでしてくださったみたいで、あのーなんか失礼があったらなみたいなことをおっしゃってたのを聞いたので、全然全然そんなことはなくほんとに、嬉しかったですねほんとに。ね機会あったらまたぜひ、他の本も読んでみてください平子さんっていう。ちなみに僕もあのアルコ&ピースのネタ、めっちゃ好きで、あのーな、そのショーレース出たときにああアルコ&ピースでしょ!って激怒したことが、何回かあります。ぐらい僕、アルコ&ピースのネタ好きなんで、ね。相思相愛ということで、ふっへへ(笑) 今後ともよろしくお願いします。

実はねその酒井さんの方とはきょうつ、仲の良いスタッフさんが共通~でいて、飲んだことがあって。そんときもすごいあの(笑) 失礼ながらいろいろとこう芸人さんとしていじらせてもらったりとかしてとても、楽しかったのを覚えています。また機会があったらねそのラジオにぜひ呼んでほしいですね、はい。えーというわけで今後ともよろしくお願いしまーす!ありがとうございましたこうやっていろんな縁で、とてもあのー関係が広がっていったり、意外なところから話しかけられたりすると本書いてよかったなって思いますよほんとに。それでは最後の曲ですうNEWSのニューシングルでございます、『Touch』」

 

○主観

NEWSファンになったきっかけがプロレスラーのチャンカパーナってすげえな、語り継げるなそれ。ファンになるきっかけってほんっといろいろとあると思うけど、ほんっといろいろあるね。ドラマ落ちとか現場落ちとか、本人を介して好きになるのはもちろんだし、本人が直接は関わっていないところから好きになるってそれこそふしぎな縁を感じるね、すてきだね。そうやってたくさんの人とNEWSとの星が巡ってぶつかっていったらいつか新たな宇宙ができるね(?)

料理トーク~のくだりで料理部!!!!って拳を天に突き上げて起立したけどフェイントかまされたのでおとなしく次週に期待して着席します。このまえシゲクラでからすみ作ったよって言ってたから部長のからすみ担としてはぜひともからすみトークが聞きたい!聞きたい!からすみ乞いの舞を捧げながら待て次週。