Is this the real life or...

『おまえらいいやつだな!』

 

2016年10月2日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「こんばんはぁNEWSの加藤シゲアキでぇす!今週もスタートしましたFMヨコハマSORASHIGE BOOK。えー10月に入りましたけどもね、え~~まあちょっと…以前ね、まだ映画を観てないにもかかわらず、この映画を暫定一位にしますというね、暴挙に出ましたけど。ぇ観てきました、えー『スーサイド・スクワッド』。たくさんメールも届いてますいや先に言うとやっぱみんな、すごい観てくれるんだな、うん」

〈先日の放送で暫定一位と太鼓判を押されていた『スーサイド・スクワッド』観てきました。ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーのインテリジェンスあふれる色気(「ぅ~~ん、うん」)と、少女のようなかわいさとのギャップがたまりません。豹変ぶりが見ていて(「あぁ、そういうことですね」)気持ちよく、ハーレイ・クイン最高!と叫びたくなります。正義の反対は悪ではなく別の正義であり、悪の反対も正義ではなく別の悪なのだと考えさせられました。「悪」という仮面の下に隠された人間らしさや弱さにもぐっときます。しげ部長の感想も楽しみにしています!〉

「ということで今週は、『スーサイド・スクワッド』で30分かな!なんか最近(笑)こんなんばっかじゃない、ゴジラで30分、『君の名は。』で30分みたいな…いやまあでもねえ、あの~~ま追い追い話すけどもょ、なんかたぶん賛否分かれる、んすよ、けっこう、向こうではぁ、海外ひょう、アメリ向こうの映画ひょう、批評の点数ちょう低かったりして、でスーサイド・スクふぁ、えー『スーサイド・スクワッド』ファンが高位にするみたいなね、rotten tomatoesっていうまあ、有名な、批評、映画批評ホームページというか、そういうサイトがあるんですけど。

まあでもおれはねえ、やっぱねえ、この~映画をやっぱり、こよなく愛していきたいと思う。確かにね、思うところいろいろある、おもいろ、いろいろあるけどもうおれは強引にこれをやっぱ、えー暫定一位にね、まま、ぅ~んしとこうと思ってます。それぐらい僕はね『スーサイド・スクワッド』大好き、ですね、うん。でもなんかまあ、はい?っていうところいっぱいあるし、いや!ちょっと待ってと、悪役、集めて期待してた展開とちょっと違うなみたいな、あるんだよ!あるけど!それを、加味しても、めちゃめちゃ、好きでしたね、僕は、うん。なんだろもう、文句なしに好きみたいなとこ、あるじゃん?なんかもうゴジラ出てきたらオッケーみたいなさ、うん、ジョーカー出てきたらオッケーみたいなところあるじゃない(笑)

まあちょっと追い追い話していきたいと思いますけど、えーほんとにあの、う~んまあほんと楽しみにして、いた、の期待を僕は裏切られたなあという感じはしなかったですね、うん。なので、まあ先に言っとくと今週の音楽部もそれ関係よ。えーというわけで、今週も30分よろしくお願いします」

 

・音楽部

スクリレックス&リック・ロス「Purple Lamborghini」

加藤シゲアキの今週の音楽部。えーというわけでね、先ほども宣言しましたけど!えー『スーサイド・スクワッド』の、音楽…『スーサイド・スクワッド』の音楽ねぇ、まずこ、それがよかったのよね!曲?サントラ?やっぱこう~、うん、その、これのために書き下ろした作品もそうだし、なにげなく入ってくるエミネムとかさあ、クイーンとかさぁやっぱよかったっすよねえ!観てない人にはなんのこっちゃわからないと思いますけど。そこでクイーンのボヘミアン・ラプソディずるいよねみたいな、みたいなさ、そんなことがひたすらあったんすけど。

え~~まあわりとこう、主題歌っていうのかなあ、になってる2曲、があって。ひとつは「Sucker for Pain」っていう、え~曲、と!もうひとつが、「Purple Lamborghini」ですね!うん。え~「Sucker for Pain」は、いっぱい人出てんなこれえっとリル・ウェイン・ウィズ・カリファ、イマジン・ドラゴンズとかね…またふゅ、ウィズ、うんいろんな人、いろんな人がやってるわ!ふふふ(笑) えーま「Sucker for Pain」もねぇめっちゃめちゃかっこいいんすけどぉ、ん~やっぱ「Purple Lamborghini」ね!まあ紫のランボルギーニですよ、いーーね!なんか下品な感じが一周して!超かっこいいっすよね!え~、スクリレックスと、リック・ロスという、ふたりが歌ってますけどね。

スクリレックス、知らない方のために説明しましょう。えースクリレックスはですねぇ、え~、ぁっそっかエレクトロミュージシャンでありシンガーソングライター…まあなんか、イメージ~…なんていうんだろ…あの最近だと、ジャスティン・ビーバーとかね、うん、そういう、ぁの~とやった曲が、え~~有名ですけどね、うん。いま、もう、名うての、えー敏腕、作曲家というか、まDJね!うん、というイメージですよほ、ご本人も歌ったりするけど。え~なんかでぃ、さ、いま、トップクラスのね、世界屈指の、DJでございます。えーそしてリック・ロスはね、え~ギャングスタ・ラップの、えー…(笑) 巨匠とは言わないか、ギャングスタ・ラップの、リック・ロスですよ、うん。

そんな、リック・る、リック・ロスと、スクリレックス、が、あ~の、「Purple Lamborghini」。歌ってる人はまあだから中に、パープル・ランボルギーニっていうのはまあ観てない方のために説明しますとそのジョーカーとハーレイ・クイン、まジョーカーの恋人であるハーレイ・クインがふたりが乗り回している、車ですよね、えぇ。

いやかっこいいよね!そこだけでさウォーイ!!みたいな、ヒェーイ!!みたいな気持ちになるっていうね。ジョーカー、と、あのむら、緑の頭と紫のあの、車のなんか、バランスっていうか、イイねぇ!みたいな、あ~その色彩感覚素晴らしいなぁみたいな。好きすぎるね、おれね。そのPVもね、スクリレックスと~リック・ロスの、「Purple Lamborghini」のMVでもね、え~ジャレッド・レト演じる、ジョーカーが、出演したりしてますけどね。いやもうこれリック・ロスと、そのー、ジャレッド・レトが、並んで、ると、スクリレックスいたんだみたいな、映ってるんだけどスクリレックス、スクリレックスの、普通感がめちゃめちゃ目立ってしまう、逆に。地味だな~みたいな。気づかなかったすよ僕スクリレックスが出てんの最初。あぁスクリレックスじゃんみたいな、うん。

まあほんとちょう、超かっこいいなあっていうね、えぇ。まあその歌詞とかもまあ、そこも踏まえてるっていうか、まぁ、歌詞の説明いまさらしなくてもいいけどねまゴッサム・シティとかさ、え~…うん、まデッドショットとかスーサイド・スクワッドとか、あの、まさに、その~、映画の世界観、が踏襲された歌詞になってるっていう、ところすけどね。やーほんと、たまらないっすよ、えぇ、非常に。最強だなと、え~ぜひ、聴いてほしいなと、思います。それでは聴いてくださいスクリレックス&リック・ロスで、「Purple Lamborghini」」

 

・おたより

「シゲの部活。えーたくさんだからそのね、メールが来たのよね」

〈『スーサイド・スクワッド』観てきました。アクションもかっこよく、各所にちりばめられた愛もとても素敵でした。ハーレイ・クインもめちゃくちゃかわいくて、観に行ってよかったです。シゲアキくんも観たら感想聞かせてください。NEWS結成日おめでとうございます〉

「取って付けたような(笑) 最後の一文ですけど。えーほかにも来ております」

〈『スーサイド・スクワッド』観てきました。実はスーパーマンバットマンも通ってこなかったので楽しめるか不安だったのですが、ヴィラン一人ひとりがとても個性的で最後までハラハラドキドキしながら鑑賞できました。劇中でウォラーがスーサイド・スクワッドたちは非人間的だと言っていましたが、展開が進むにつれ人間くさい部分が浮き彫りになり、最終的には結束して魔女に立ち向かう姿はヒーローそのものでした。マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが魅力的で終始目を奪われ、ハーレイ・クインが単独で主演する映画を観てみたいと思うほどでした。初めてのDCコミック作品とても楽しかったです〉

「初めてのDCコミックスかぁ…なるほどねわからないところもあったんじゃないかなぁと思いますけどね。あのーまいまさっきからね、まったく知らない人スーパーマンとかバットマンというところ声が聞こえて、ね、メールにもありましたけど。あのー今年の~、ロードショーだったかな、す、スーパーマン vs バットマン、の映画あったけど、ちょっとそこのね、おれそれ観てなかったのよ。なぁんだあんまり評判が良くなかったんだよねぇだからちょっとパスしちゃったんだけど観ときゃよかったなと!観といた方が、より、楽しめる、んですよでもまあそれもネタバレになるから~、うーんただまあそれ以降の世界っていうかね、いま、あほら、その~…マーベルとかって全部ねいろんなものの世界観クロスしてるっていう展開、ありますけれども。あのバットマンと、え~スーパーマンの、世界がいま、ちょっとこうクロスして、ぇ~るんですよ、うん。ああ『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ね、ええ。それ以降の次の作品なんですけど。

ま次もねさっきその、さ続編があるっていう~とこありましたけど。あの、次回作『バットマン vs スーパーマン』の次回作、は、え~~…『ジャスティス・リーグ』っていうのがね、いまもう発表になってるんですけど。えーなのでバットマンスーパーマンワンダーウーマン、とかフラッシュとかね、まぁ中にも出ていましたね。えーそのちょっとこう~…世界線というか、につながっていくっていうことなんだと思うんですよそこに、まぁあのーヴィランたちが出るかどうかはまだわかりませんが、来年の、11月17日公開か、だいぶ先だね。え~、うん、そこ~の、布石、でしたね、最後の。絶対こうマーベル作品、とか、まぁDCコミックスは最後まで出ちゃいけないんすよね、ちゃんと、あの~エンドロール見て、出てほしいなと思いますちょっとそこでまた、おもしろいとこがあったりしますからね。

いや~でもあのー…やっぱりそうね、ハーレイ・クイン、が魅力的。僕はちょっとだからぁこれ期待してたからぁ、ちょっと調べてたんですよいろいろと。それぞれの、あのーまぁ、コミックス、ですから。ぁの…それぞれのキャラクターの背景とか、実際はどういう、えー部分なのかなぁってもちろんその原作あるわけですからね、原作に倣ってるわけですよ。えー、なのでその、たとえばですけどね、そのハーレイ・クインが、なんで、そのし髪の毛が白くて、肌が白くて、っていうとまあそのシーンはあったけどね、そのシーンはあったけど、まぁ、あの中でもね。ぁの、いわゆるなにかの液体に、じゃぽんと、飛び込むっていうシーン、ありましたけど、そこでそれが漂白剤なんだよね、漫画では。あれはでも漂白剤じゃないだろなあってもとからちょっと白かったし。そこでなにかが変化したってあれはまあ、う~ん、ビジュアル的な?部分も優先して作ってる感じですけど、っていう展開だったり、するわけですよ、うん。

まあでもハーレイ・クインが、いいのは、ま重々承知というか、あとげ、そのーやっぱ赤と青の髪のバランスとかも、原作からすごい上手く取り入れてるなみたいな、ふうに、そのやっぱそのデザイン、キャラクターデザイン、だけでもう僕はもう、はいだいすきーっていう感じなんですけど。えーまあでもやっぱり、そのデッドショットね、と、ウィル・スミス演じるデッドショットと、やっぱハーレイ・クイン、がまあわりとメイン、っちゃメインなんですけど。いやだからさぁエル・ディアブロ、ですよ。あの火を操れる悪党なんですけど。いやー泣けたね、おれ泣くと思わなかったもん『スーサイド・スクワッド』で。なんかもう、彼が、エル・ディアブロはね、まあ、かつてワルで、それでたくさんの人を殺してきたわけですけど、もう使わないと、おれは改心するんだ、もうその火の力は使わないんだっていう、エル・ディアブロがこう、またね…またその力を使う、とき、すごい、たまらんよね。いやーこれネタバレになるからあれだけどネタバレを気にしてるとしゃべれないけれども!エル・ディアブロがいいなっ、いいのは、悲しいよね。これつた、これネタバレなのかな(笑) いやエル・ディアブロ、見たいな!また!っておれは思ってるけどね、う~ん。

いや確かにでも、そのね、あと(笑)、日本のキャラクターが出てくるんですよ、カタナっていう。まこれもずっと原作にいる~キャラクターなんですけど、確かに、カタナの日本語、気になる、あのーなんだろなあ、『キル・ビル』観たときも、さぁ、あのー、日本語あったじゃん、「ヤッチマエラ!」みたいな。あんときのなんか、もう、ちょっとそこはかっこよく決めてよ!みたいな、日本人はね、日本人が日本語わかるから、思ったけど、もうそういうのはもう目ぇつむってこうよもう会場でもねぇ笑い声とかあったのよ、劇場でも。そこ、いや、ほんとちゃんとせえと思うよ?ちゃんとせえ!と思ってるけど、そっち、監督、頼むよ!と思ってるけど、まあもそこは目ぇつむるよ!うん、確かにあのへんで冷めるっちゃ冷めるんだけど。うんあとまあ、そうなんだよ、やっぱ悪役を、ならではの、戦い方とかねぇもっとあったんじゃないかなぁ!お、結局ね、みんな、おまえらいいやつだな!っていう、おまえら、おまえら普通にいいやつだなあ!っていう、ところは、ある、んですよねぇ。でも、おれはこの映画が好き(笑) それしか言わねえのかよみたいな、うーんところありますけど。

いや、やっぱりでもジョーカー、みんなだから『ダークナイト』のね、ヒース・レジャージョーカーが好きすぎるっていうところあるけど、あの、そこをまったく引きずらずに、あのデザインにしたのは、やっぱりすごい、ぁのー僕は正解だったなあと、思いましたけどね。やっぱりジョーカー、をやるって、それを引き受けた、ジャレッド・レトもすごいプレッシャーもあったと思うんですけど、なんかすごい、自分のものにしていたと、え~思いますし、また…コワイもんね、単純に。やっぱ一番だから、一番ヤバイやつがやっぱジョーカーだから、いっちばん何考えてるかわかんない。そのほかの悪党は、悪になる理由があったとかさ、守るべきものがあるって感じだけど、ジャレッド・レトってかまあジョーカーはも、意味がわかんない。だから、おもしろいんですけどもね、うん。まそれはずっと、ずっとそうなんだけど、ジョーカーは。ゴジラより『君の名は。』より、『スーサイド・スクワッド』が好きぃ、って感じでしたね僕は。やもう、素晴らしいもうほんっとに、正直映画としてはゴジラとか『君の名は。』の方が、なんかしっかりしてると思う、んですが、スーサイド、『スーサイド・スクワッド』、好きだーなー!うん!暫定一位です!」

 

○主観

しげ部長が勧めてくれたおかげでいまほんっとーーにスースクはまっててやばい。いままで同じ映画を映画館で何回も観るなんてしたことなかったのに公開してすぐ観に行ってまた観に行ってまた行ってって行っても行っても足りなくてハーレイちゃんのかわいさに心の中でうちわ振りながらャーキャー言ってたりブーメランにリア恋心刺激されたりしてる。初回はハーレイちゃんのかわいさに完璧脳みそやられてなにも考えられなかったけど、回数重ねて観るとまあ確かにあそこもここも疑問だなちょっと雑だななんでそうなるんだろって思う部分あったりなかったりしたし、賛否両論ってこういうことかーと思いもしたけど。でもそれでもやっぱり『スーサイド・スクワッド』という映画に魅了されてしまう…抗えない…とりあえず今月も最低3回は観に行きたい。

部長の感想たくさん聞けて幸せだった~映画が楽しいとシゲ部ってこんなに楽しいんだな、って身に染みて感じた。しげ部長にまたひとつわたしの中の世界広げてもらって嬉しい。幸せ。