嫌われても羽ばたいて

『余計ではあるが無駄ではない』

 

2017年1月1日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「あけましておめでとうございますNEWSの加藤シゲアキです2017年もスタートしましたFMヨコハマSORASHIGE BOOK!え~正月から変わらず放送、させてもらいます~がね、えーまあ今年も、特に、気張らず、なんとなぁく、ぼんやぁりしながらね(笑)、ときにゆるくときにアツいラジオをね、えー届けていきたいなと思います。え~~~まあいろんなメッセージ来ているのでありますが。まちょっとね、ドラマのこともありますしこんなのでいかがでしょう」

〈私は通勤時間に本を読むようにしていて、いまは51巻の時代小説を一年ほどかけて読んでいます(「すごいな」)。ドラマに出演されるとのことで、『嫌われる勇気』もぜひ読んでみたいです〉

「というわけでね、メッセージいただきました。えー、あのね僕もやっぱこの~~~感じなんでこの感じってどの感じだって感じですけど(笑)、あのまドラマと、ま原稿だったり年末年始の特番~えそして新曲!2月8日に出ます『EMMA』、の~ま、新曲~にまつわる、エトセトラでね、なにかと、えー休みがなく時間がないためですね、本を読むことはして~いまできてなくて、だ、ドラマの現場ってけっこう町が多いんで、そこでちょこちょこ読んでたんですけど、あの~ま、明後日放送されます『タイプライターズ』、の、ゲスト…えーの、方の作品を読んでいたりするんですね~ま、ぜひねあの『嫌われる勇気』は、読んでほしいなと思う。あのーたとえば~…なんだろなあ、新年、なにかやりたいことがあるんだけどとか、迷っていると、人とか、背中を押してくれるあ、背中を、押してもらえる人?もいると思うんですよねぇ。もちろんドラマの中から、興味をもってもらってもいいですし、あのー…でも原作自体すごく読みやすい、中でわかりやすい、し、単純に別にそれを自分に取り入れるか取り入れないかは置いといて、読み物としてもすごく、あの~おもしろいんじゃないかなあと思います。僕はすごく楽しく読ませていただきました。ふぅ~んなんて思っていたり、自分の中で、なん、これなんか腑に落ちないなーってものが合点がいったり、一方で、これは僕はちょっと賛成できないなーみたいなことも思ったりなんかしつつ、こういろいろとね、それぞれのスタンスで自由に思う、まアドラー心理学、いわ、ですね個人心理学とも言われますけれど、あの、100年、先の、哲学心理学だったと言われと、いるぐらいですから、まあそれが正しいっていうわけではなくて自分の中になにか生かせ、え人生の、幸せに生きるね、ヒントが、そこから、獲得できたらいいんじゃないかなあなんて思うんですけどね。

新年、特に学生とかさ、う~~んま20代もそうかなあ、もちろんね、それ以上の上の方でももちろん、あれなんですけど、なにかこう背中押してもらえるきっかけになる作品、本だ、じゃないかなあと思うし。逆にそれを知っているとこうドラマを~わかりやすく見ることもできるかもしれないし。別にね、ドラマを見て、興味をもってくださってもいいですし。あの非常にその、いわゆる自己啓発的な、心理学の本、と刑事のミステリーが、融合したとても~ハイブrrリッドかつ斬新な、ドラマになってますんでね『嫌われる勇気』そちらもぜひ見てほしいなと思いますしよ、原作も読んでほしいと思います!えそして樋口毅宏さん、と、対談をさせてもらいました。というわけで~そこもねぜひ僕樋口毅宏さんのファンとしては、えー好きな作品、好きな作品たくさんありますので、『タイプライターズ』、いまからね買おうとすると間に合わないかもしれないですけど『タイプライターズ』を見て興味をもってもらえたら、嬉しいなと思います。ちょっとね逆にドラマの期間の方が、本を読めたりする、かなあとも思っているので、え~ちょっと、本、今年全然後半読めなかったので、えそちらの方ももし、なにかこう~おもしろいものあったらここで勧めたいなと思います。さ!というわけで!え~~FMヨコハマSORASHIGE BOOK今週も30分よろしくお願いしまぁす!」

 

・音楽部

Nulbarich「NEW ERA」

加藤シゲアキの今週の音楽部~さあ今週の一曲ですが。えーまあちょっと~僕もなにかと、お~注目していたなにかとというか、まあ、最近注目していたアーティスト、ちょっと今日はね、なんとなくまあ、新年一発目に~~ちょうどいいっていうところもあるんじゃないかなあと思ってこの曲をかけさせていただきたいと思いますが。ねこのま、いやーまあiriさんのときもそうでしたけど、僕の好きなジャンルを先読みしてくる方!それあれですかねリスナーも僕の耳に近づいてるんすか(笑) 僕の思い過ごしかなあ、自意識過剰かなあ、なんかこう、なんとなぁく、僕が好きそうなものが集まってくるんですよねこうおすすめの中にもね」

〈私は今年の初めに部長が流したSuchmosさんを聴いてからブラックミュージックやアーバンシティポップに興味がわくようになりました。個人的に2017年はNulbarichさんというアーティストが来るのではと注目しています〉

「え~~~よく出ます!あのー会話に!ここのところ、え~~Nulbarich!えーまちょっとね、まだ謎が多いアーティストとしてちょっと言われてるんですけど、2015年の、え~10月~5日に、1stフルアルバムが出た、その名も『GUESS WHO?』という、え~アルバムが、出たんですね。うんまあ「GUESS WHO」だからね、なんかまあ、だれだと思う?みたいなことなんでしょうけどね。えー、え~…ぁの、まあちょっとこう、急に出てきた~にもかかわらずこう、わりと注目されていてまあ顔をみんな隠してるのでだれなんだ、ってところもちょっと話題になってるんですけども。え~非常にあの~、そうまあ、これ~言っていいの、言って失礼じゃないかわかんないすけども、いま、の時代に合ったというか、あ、これはなんかこう…いまっぽいっていうんすかねぇ、やっぱりSuchmosさんが、さっき言ってたあの、ブラックミュージック、アーバン、シティポップ、ここに加えて2016年、そして17年にもきっとまたぐであろう、ワードとしては、あの…アシッドジャズっていうフレーズがやっぱりあると思うんですねまぁジャミロ・クワイ、が代表されるアシッドジャズっていうジャンル、もさ、そこですごくあの、改めてね、アシッドジャズを、ちょっとこう~ポスト・アシッドジャズっていうんですか、まあいやどっちかっていうとあれか、ま、オマージュっぽい、ところもあるのかまぁハイブリッドしながらね新しいいろんなミュージックを、常に混ざりあいながら進化している、えー…そんなミュージックだとは、オルタナティブっていうんですかね、な、ミュージックだとは思うんですが。

えーそんな、Suchmosさん~の、たぶん、こう、Suchmosさんにみんな衝撃を受けたな、と思うんですねでそこの中でまた次の、えーNulbarichという、僕はそこだから、Nulbarichも、ほんとにあのまぁブラックミュージックであったりソウル、であったり、するNulbarichのこの『GUESS WHO?』っていうアルバムも聴かせてもらって、出てすぐ聴いたんですけど、僕はだからアシッドジャズをこういろいろ探してたんですよねそのSuchmosさんもそうですけどなんかおもしろいのないかなぁみたいな、ときにまあ、見つか、ったんですけども。まNulbarichさんアシッドジャズとくくるには~ちょっと強引なところもあっていろんなジャンルを、えー非常に、挑戦しながらも、すごく全体的に心地良い、それがまあシティポップ感、アーバン感だとは思うんですけど。で間違いなくこのあとも注目の、えバンドだと、思います!えーまもうきてるね!2017年はやっぱこうだから僕もまえ言ってたiriさんとかyahyelさんとかまあそのへんが、がつっときそうですけどNulbarichさんはもうね、けっこう会話でも出てくる。最近、なに聴いてるんですかっつったらNulbarich、もう全然、全然すぐ注目されてる、バンドなので、もうとっくにきてんだよ!あっきーさん!(リスナーさん)って感じですけどね。

ただまああの、新年、しょ、早々かけ、新年早々かけるのにぴったりなのはまあその中のリードトラックが「NEW ERA」ということでね。新時代!まあ2016年、非常にいろんな転換期だったと思います。えー2017年もそこから、スタートしていくまさにま、えー新時代新世紀、なんじゃないかなあと、思うので、ここで「NEW ERA」かけて2017年も、みなさんで、楽しく、過ごしていきたいなと思います!というわけで、ちょっと長くなりましたかねえ意外と、えー聴いてほしいなと思います!Nulbarichで、「NEW ERA」」

 

・おたより

「シゲの部活!まあ~~しょう正月だからねえこうなに読もうかなあっていうメッセージたくさん来たんですけど~…やっぱこう、これは、僕が言いたいというよりはみなさんがきっと求めてらっしゃるだろうということで!非常にねみなさんこう相談メッセージ、だったりこう~なんかこう愚痴っぽい愚痴っぽいじゃないかな、ま相談だね、あと喝いれてほしいのかなあっていうところもあって、ちょっとこう、ま僕も、自分の、自分に言い聞かせるように、えー、ちょっとこう~メッセージ読んでいきたいと思います。まあね、こう、なんとなくいち、気持ち新たにさあこんなことしたいあんなふうになりたい、って思うのは、12月から1月にかけて、まあ人の心理だとは思うんでね、ちょっとそこらへんも読んでいきたいと思います。ちょっとね!新年早々説教くさいと思ったら申し訳ないんですけど」

〈もうすぐ就職活動が始まるのですが、私は時間が上手く使えないので社会人になって時間のない中うまく過ごしていけるか不安です。シゲ部長は時間の使い方について意識されていることはありますか?〉

「えーこれはねまさにいま思うけど、忙しい方が時間の使い方は上手くなると思います。えー…正直僕はすごく怠け者ですしだらしない人間なので、え~休みが続くと、あの~まあ余計なことをしてしまうし、まそこの、余計なことをだ、たとえばテレビを見てる、え~ネットサーフィンをしている、まあ、そういうことだったりを言ってるんですけどまあまああと飲みに行くとかね。ただまそこは無駄だとは思わない、余計ではあるが無駄ではないと思いますが(笑)、え~その中で受けるまあインプットもあるんですけど、忙しいとこの時間であれしなきゃいけないこれしなきゃいけないってなるから、ひ、その、優先順位が上からもうこなせていくんですよね、ま変わっていくってところもあると思うけど。そういう意味でいくとねぇ忙しくなった方が時間が上手く使えるので、心配、いらないと思います。え就職してもね、社会人になったときの方が、きっと上手く、時間を使えると思うし、社会人になってから、えー使えない時間っていうのは、あんまり~~その必要じゃないかもしれないね、もしかしたら、うん。まそれが、ブラック企業だったら僕はなんとも言えないけども…(笑) ま無理はしないで、身体、心壊さない程度に、え~社会人、まぁ楽しむことじゃないかなあと思いますねもうひとつは。僕もまあまあ、いまは朝から晩まであっという間の日々を過ごしてますけど楽しいからね、なんだ、かんだ。あんまりこうノーストレスで、生きてますけど、うん…眠いけどね。うん、それだけかなぁと思います忙しい方がねぇ時間は上手く使えると思いますよ。ほんとにあの同じようなメッセージたくさん来てました」

〈仕事やプライベートが忙しくなると気持ちに余裕がなくなり、そんな自分が情けなくてイライラします。来年30歳になるにあたり(「あ僕と同い年ですね」)もっと気持ちに余裕のある(「今年になりましたけどね」)大人になりたいのですが、なかなか気持ちの切り替えが上手くできません。余裕をもつために心がけていることはありますか?〉

「ということで。あー、僕はもうひとつ、こういう場合のねリフレッシュがね身体を動かすことなんですよそれはあの好き、とか嫌いとか置いといてね僕もあんまりスポーツしないすけど。まジョギングか、ジムか、まあなんでもいいんですよストレッチでも、少し身体を動かすってことが、えー…すっきりするんですよそれはやっぱねえ、脳みそと、体力と心のバランスっていうものがあって、まぁ脳と心はほぼ一緒でいいんですけど。あの~それがやっぱ崩れると、ストレス、ですよね。それは僕もよくわかる。だから~そこで、なんかこう、たとえばた、食べ物とか、好きな趣味とか、そういうのでリフレッシュできてればいいんだけど、たぶん~それで余裕がなくてイライラする人はまあなにかこう、ちょっとでもね、身体動かせると、僕は整うと思う~んですけどねえまぁ正月はだらだらしていいと思うけどね、うん。さあさあさあ」

〈最近ダイエットをしようと思っているのですが、実家暮らしで家族とこたつに入っているとお菓子などの誘惑がたくさんあります。信念の弱い私のような人でもダイエットはできるのでしょうか?〉

「ダイエットなんてだれでもできるんじゃないですか僕もいま、別にダイエットしてるわけじゃないから、ま忙しくて勝手に落ちてくかなあとは思ってますけど。ぁの…まあねでもね~、決めないとできない、っちゃできないけどねぇ無理、でも我慢してもね、あのーリバウンドしますよね。食べ物だけ気をつける場合は。だから僕は昼はたくさん食べて夜早く食べ終わるとかいまドラマな、で、どうしても晩ご飯が早くなるんで、えーわりとそういうふうにしてたりとかしますし、まあこれももちろんほんと運動~することが一番大事だと思うんですけど。え~ひとつですけどこれはたぶん、いろいろ諸説あるらしいんですけど、僕の実体験としても、僕のトレーナーの意見としても、冬の方が体重は落ちる。こたつがいけないんじゃないかな!食べ物よりも!こたつ~あったらもう出られないでしょ!こたつってもう、あなんていうの、もうなんていうか、人をダメにするよね!素晴らしすぎて!だから僕はもう一人暮らしするときはもう絶対こたつは買わないって決めたし。もだって最高じゃん、最高かよって話ですよ、こたつは。だからもう、そこだけかな、こたつ~があったらもうさ出られないし、さっき言ってたその、寒いと、おのずと代謝、身体あっためようと思って代謝が上がるんで、体重が落ちやすいっていう僕もう実際そ、そうだなーと夏に、同じようなダイエットしても、やっぱ冬の方が圧倒的に体重がすぐ落ちるんで。ダイエットするならいまだぞっていうところだけは、ちょっとお伝えしておきたいかなと思いますがまあ、無理してもね、うん、自分次第だね、うん落としたきゃ落とせばいいし。ほんとに落としたい、人のために言っとくとね、痩せろ!とだけは言っときますよ。それがもう今年の目標になってる方もいるかもしれないしね、はい。というわけでねちょっと上から目線でね言ってみましたけど僕も今年一年、喝をいれて、え~自分に厳しく!人に優しく!えー、嫌われる勇気をもって!(笑) 頑張っていきたいと思います」

 

・エンディング

「NEWS加藤シゲアキがお送りしましたSORASHIGE BOOK~写真部のテーマ変えます

かー正月ですしね!えー2017年は酉年です!ということで、「とり 2017」(笑) 考えてないわけじゃないんですよ、とりはでもすごい~いままででもない、じゃない?いろいろやりやすいと思うよこう羽ばたくみたいな意味もありますし、まあの実際の鳥を撮ってもらってもかまいませんし。あの、まあ大トリ、なんかもね、そんなふうに続けることもできると思いますし。あの、いろんな、とりがあると思うんで、みなさんのとり、ぜひ写真に撮って送ってほしいなと思います」