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キラキラ光る風に乗って

Kラジ こやます

『こんな日が来ると思わなかった』

 

2014年9月9日放送●KちゃんNEWS

 

・オープニング

小「今日知ってる?おれすげー緊張してんの」

増「おれもね、ほんとに今日ハッピーな日ですよ」

小「こんな日が来ると思わなかった(増「嬉しいよね」)、このKちゃんNEWSに」

増「まさかのKちゃんNEWSにね」

小「まさかだよ(笑) なんと今夜は、あのシンガーソングライターの竹内まりやさんが来てくださいます!」

増「やった!」

小「こんなことがあるかね!」

増「いやすごいよ」

ラジオのスケジュールが来たときに「1本目・増田貴久、2本目・竹内まりやさん」と書いてあったことがにわかには信じられなかったという小山さん。

小「絶対間違ってるだろと思って1回確認した、これ違うでしょって」

増「こんなラジオだったら増田ぐらいで十分だってことでしょ」

小「いやいや(笑) 『こんなラジオ』って(笑)」

まりやさんをお迎えする前に小山さんが一番好きなまりやさんの曲、『もう一度』。

 

・トーク

小「さあ、ここでスペシャルゲストの登場です!シンガーソングライターの竹内まりやさんです!」

竹「こんばんは、竹内まりやです。よろしくお願いします」

小・増「よろしくお願いします…うわ~~(感嘆)」

思わず感嘆するふたり。

竹「こんな形でお仕事を一緒させていただくなんて…不思議な感じがします」

増「お仕事させてもらうの初めてですもんね」

竹「ねえ!よく会って…よく会ってっていうか、(山下)達郎のライブにまっすーはよく来てくださっていて」

先月もまっすーさんはライブに行かれたらしい。

小「もともとまりやさんとまっすーって…」

竹「もともと…そもそもはわたくしの事務所の社長さんが近藤真彦さんの、レコードメーカーの時代のRCAでディレクターをやっていた時代のアーティストが近藤マッチだったんですね。で、達郎も担当してたんですよ」

そこにまりやさんもいて、達郎さんが『ハイティーン・ブギ』をマッチさんに書いたときからジャニーさんたちとのつながりができた。そしていまに至る。つながり関連で、先輩の新橋演舞場での舞台の楽屋にまりやさんがいらっしゃり、まさかいらっしゃるとは思わず驚いたという小山さんのエピソード。まっすーさんは15年ほど前、青山劇場での『PLAYZONE』でバックで出演していたときに達郎さんに「あの子よかったよ」と呼んでもらって挨拶したのが一番初めだった。

思い返してみれば意外にも昔から接点があったことに改めて驚嘆する3人。

小「いま『もう一度』って曲をかけさせていただいたんですけど、あれが一番好きなんです」

竹「嬉しいな」

小「母親の影響っていうのも大きいんですけど、あの曲いつもちっちゃいときに八景島シーパラダイスとか行くときに車の中でかかってて。いつも楽しい思い出をつくるときにまりやさんの曲がかかってるんですよ」

子どものときは歌詞の意味とかはわからないけれど、大人になってから聴くと「そういう意味の歌詞だったんだ」と改めて気づく、と小山さん。

竹「でもこんな形でね、お仕事するのがなんか奇妙な気分(笑)」

小「でも先ほど達郎さんの話も出てますけど、僕らの『SNOW EXPRESS』って曲も達郎さんに書いていただいて」

竹「あれは良い曲ですよね。旦那さんの曲を褒めてもあれですけど、でもすごく好きな曲。NEWSの中のわたしの好きなレパートリーで、『エンドレス・サマー』って曲と、それからこの『SNOW EXPRESS』。あと最近だと思うんだけど『Share』って曲あるじゃない」

小・増「ああ!」

竹「あれけっこうぐっときて、だれが書いてるんだろうこの曲って調べたら、みなさんで書いてるんですね?」

小「そうなんですよ」

竹「だからすごくリアルに歌詞が響いて、これNEWSのことじゃん!と思って。どういうふうにして書いたの?」

小「『Share』はみんなで、まず自分の歌うところは自分で作詞しようってことで」

増「分けようって意味で『Share』ってつけて」

竹「あーなるほど!」

小「でも、やっぱり始まりから急に熱い、重いことも言えないし、始まりどういうテンションでいくかとか、次へのつながりどうするかとか。僕一番最初だったんですけど、次錦戸亮ちゃんで。亮ちゃんに電話しながら『この歌詞で終わるけど』って」

増「メロディーは手越とかが先導して作った」

竹「4人の作品だってそのとき初めて知って、だからリアルなんだなーと思ったんです」

増「でもまりやさんが僕らの曲を知ってくれてるっていうのが」

小「『エンドレス・サマー』とか出てくることがびっくりした」

竹「名曲ですよね」

『SNOW EXPRESS』の歌詞を書いている伊達歩さんは実は小説家の伊集院静さんで、まりやさんは今回『TRAD』伊集院静さんとコラボしており、『最後のタンゴ』という曲を書いていらっしゃるそう。

竹「そういうところも人が重なりあっていてご縁を感じました」

まりやさんは先ほども『SNOW EXPRESS』の歌い出しはまっすーなのかと尋ねてくださった。テレビでこの曲を歌っているところを見たことがなく、またまっすーさんと小山さんの声がわりと近いこともあって、どっちが先に歌っているのかなと気になったとか。

増「ふたりともこもり気味の声」

小「あはは(笑)」

竹「あ、こもり気味じゃなくてなんだろう…やわらかい声なんですよね」

増「中でも重い方だもんね僕らはね」

小「いや~嬉しいなー」

竹「あ、そうだNEWSは11周年ですね。おめでとうございます」

小「ありがとうございます!」

竹「もう10年経ったんですね」

小「もうだって、まりやさんは35周年…」

竹「言わないで言わないで(笑)」

ちょっと焦るまりやさんとてもかわいい(笑)

小「これはもうおめでたいことですからね!大先輩ですけれども」

竹「いまも聴いてくださっているかしら」

小「もちろんです!大好きですよ!」

竹「わたしは歌を作って歌うことしかできないけれど、ジャニーズの人たちのその『アイドル』っていう存在を見てるとなんていうの、リスペクトしちゃう」

小「ええ!」

竹「よくこういう日々を送れるなっていうくらいまず忙しいじゃないですか。で、もちろん歌を歌います、作詞をしたりもします、テレビに出てニュース番組もします、ドラマもやります、でまっすーは次は舞台もやります(増「ありがとうございます!」)。それをマルチにやりながらこの普通人としての『普通』の感覚を持ち合わせて生きるって、相当な精神力ないとできないと思う」

小「うわあ、ほんとですか」

竹「だから、わたしはアイドルの方々が、音楽性が云々という以前にアイドルをやっていることだけでもひたすらリスペクトしてるんで。偉いよ」

小「ほんとですか!」

竹「うん。その若い日々をね、こうやってこう時間もなかなかね、忙殺されるなかで、自分自身を保っているためになにを心がけているんですか?」

小「お~~なんだろう?」

増「深いなー。KちゃんNEWSってそんな番組じゃないですよね」

竹「(笑)」

小「今日はいいよ、今日はそれでいこう(笑)」

竹「心がけているというよりも、なんでそうやって『普通』でいられるの?」

まりやさんは一度芸能活動に疲れて、結婚しておうちに入り曲を書くだけの生活がしたいと思われたことがあるそう。テレビに出たり司会をやったりもしたけれど自分に無理がかかってストレスになっていた。だからこそアイドルを現役でやっている人のエネルギー、たくましく年をとっていく姿を見ると勇気や元気をもらえるんだとか。

小「逆に言うと先輩たち見てると先輩たちもすごいなって思うんです」

先輩たちも「普通」を保ってるのでそれを見ていると自然とそういう空気感になる、と小山さん。

小「ジュニアのときとかにかなりこう目まぐるしい、『振付すぐ覚えろ』とか『これ出る』とかっていうものを経験していると…」

竹「それで『もうやだこれ!』って思うことはないの?なにがその、続かせる原動力なの?」

小「楽しかったんじゃないですかねぇ」

増「単純に好き…みんな本当にこの仕事が好きで、こういう活動が好きで、歌ったり踊ったりが好きってやっぱり多いんですかね」

竹「なるほどねぇ」なるほど…。

小山さんいわく、いまだと自分の実力や限界、得手不得手がちょっとずつわかってきて、良い意味で無理なくやっていけている。

竹「わたしから見たら、もしわたしが同じ立場だったらちょう無理しなきゃできないことをあなたたちはやっていると思います」

小「嬉しいなぁ」

竹「ライブをやれば振付もそうだし、ファンのみなさんを喜ばせるいろんなダンスもやるし…だからせめてわたしは歌をコツコツと書いてちゃんと歌っていこうっていうことを思わせてくれる存在なんですよ、アイドルは」

増「ちょっとでも貢献できたら僕らもね」

竹「大リスペクトですよ、ほんとにお世辞じゃなく。で、『SNOW EXPRESS』とか聴くと、『歌いいじゃん!負けてられない!』って思うんですよ」

増「そんなもうまりやさんに言ってもらったらもう『SNOW EXPRESS』しか歌わないライブとかやりたい」

小・竹「(笑)」

増「『これ褒めてもらったんで』って」

むしろやってほしいそのライブ(笑)

竹「でもひとつ聞いていい?(小・増「どうぞ!」)この歌詞はだれが歌うとか、だれが割り振るの?ディレクターさん?」

増「一応ディレクターさんに任せますけど、最終的には。でも『ここ歌いたい』とか…」

竹「希望もいい」

増「希望も言いつつだよね、最近は。もともとは全部任せてたんですけど」

小「なんか歌詞のテンション的に『僕が歌った方が合うんじゃないか』とか」

竹「キャラクターに合った部分とか。ソロの曲もそういう感じで決まっていくの?」

小「ソロは基本的には自分で曲から作る人は作るし、歌詞も作るし、選ぶことも自分でできるんで。ソロは一番自分がやりたいことできるんですけど」

竹「じゃあ次にたとえば『新曲こんなやつやろうよ』っていうアイデアも、4人で話し合って、ダンサブルな曲にしようとか、すごく泣けるバラードにしたいということもみなさんのプランはあるんですか?」

小「一応言いますけど、スタッフさんが『NEWSはいまこの曲じゃないか』っていうのを2、3曲出していただいて。その中でみんなで聴いて話し合うってことはあります」

増「僕らのスタンスとして、僕らの意見100%になっちゃうと偏りがでてきちゃったり、4人がやりたいことってそれぞれ違ったりするのでみんながまとまって向いているところにプロデューサーさんがいてくれてっていうのが一番きれいな関係ですね」

竹「すごい、いまちょっと感動した。それすごくおとななね、発想よね」

増「いま見えちゃいました?」

竹「見えました!」

小「まりやさんこれが一番もめないです(笑)」

竹「いやみんなそれぞれの思惑もあるだろうし、それをひとつにすることは難しいと思います。でもそれを客観的に見たスタッフ側の意見に素直に、『これだろ』と言われたら『これかも』と思えることがおとなだと思います」

増「でもほんとに良い意味で、良い作品にしか出会ってないですし、『これは絶対やりたくないよ』っていうのももしあったら言ってたかもしれないですけど」

竹「もし、『?』っていう作品もやってみたら意外となんかおもしろい別な面が見えるかもしれないですね」

小「だって最初チャンカパーナって聞いたとき、なんだよ!ってなるじゃないですか。チャンカパーナだって言われたらちょっとこわかったですよ」

竹「あはは(笑)」

増「4人で再出発で、これからがんばっていこうよっていう1曲ちょっとえろい曲なんですよ(笑)」

竹「そうね、再出発の第1弾が『チャンカパーナ!?』ってちょっとね、『これどういう意味?』って思いますよね。でも当たりましたね」

小「ありがたいことですね…すいません僕らの話で」

竹「いいえわたしはほんとに聞きたいこと山ほどありますから」

小「あとニューアルバムのね、7年ぶりの!『TRAD』!」

竹「『TRAD』が9月10日リリースで」

小「良い曲だらけですよまりやさーん」

竹「けーちゃんは聴いてくださってると聞いてます」

小「これをひっさげてのツアーになるんですか?次は」

竹「そうですね、といってもわたしの場合ツアーは33年やっていないので(!)、無謀ですよね」

なんと33年ぶりという今度のツアー。びっくり。

小「なんでこのタイミングで、『あ、ツアーやろう』ってなったんですか?」

まりやさんいわく、いまぐらいしかないから。ライブをやらなくていいからずっとCDを出し続けたいというやり方を掲げていて、山下達郎も忙しくやっているけれど、たまたま今年の年末にかけて達郎さんや達郎さんを始めとする達郎バンドの人たちがスケジュールが空いていたことも理由だそう。

竹「まっすーが観に来てくれたのが2010年なんですよ」

増「武道館」

竹「それ以来ですので、ライブとしては4年ぶりですけど、全国を回るのは33年ぶりなので」

小「11月22日広島を皮切りに、最後12月21日日本武道館

6都市9公演の全国ツアー。

竹「ぜひよかったら観にいらしてください」

増「全国行きたいね」

小「絶対お邪魔しますよ」

増「ほんとに楽しみにしてます」

トークもだいぶ盛り上がったところでエンディングの時間。

小「まりやさん短い番組でほんとに申し訳ないんですけど」

竹「まだまだわたしは聞きたいことがあるけどそれはまた追々ね」

小「ぜひまた来ていただけますか?」

竹「もちろん。それからNEWSのライブも達郎観てるからわたしも絶対観にいこ」

増「『SNOW EXPRESS』祭りを」

竹「(笑)」

小「最初の曲それでもいいかもしれない(笑) 最後になんですけど、このアルバムから1曲なんですけど、どうしますかまりやさん」

竹「おふたりからなにかリクエストがあればそれをかけたいんですが」

小「一番好きな曲もあるんですけど、いいんですか決めても」

竹「いいですよ、何が好きか知りたい」

小「いまかけようかなと思ったのは『輝く女性(ひと)よ』なんですけど」

まりやさんが女性に向けて書いた曲という『輝く女性よ』。

小「僕男性ですけどすごい応援歌に聞こえて」

竹「そうですねわたし自身の弱気な心をいつも励ましてくれる人に対しての讃歌というか、ありがとうっていう感じの曲なんですけど…それは男の人にも通じますか?」

小「なんかこう、通じました。ぐっときました。あとリスナーさんも女性の方が多いんでいいかなあと思ったのもありまして」

小山さんは『特別な恋人』という曲も好きで、まりやさんが松田聖子さんに書いたものだが、まりやさん自身が歌ったらどうなるんだろうとずっと思っていた。聖子さんが曲を歌っていた当時、ミッツマングローブさんとカラオケで歌ったこともあるとかないとか。

ちなみにまっすーさんのリクエストは…。

増「僕は『アロハ式恋愛指南』と『それぞれの夜』がすごい好きです。(竹「好みがおもしろいね」)ずっとリピートしてます」

竹「ダンサブルな方ね」

増「PVも見ました、すてきでした」

小「好きな曲もたくさんあるんですが!」

増「全曲かけれる」

小「かけたいとこですけど(笑)」

増「かけてよKちゃんNEWS~」

小「この尺なくなっちゃうから(笑) じゃあまりやさん改めて今日は…」

小・増「ありがとうございました!」

竹「ありがとうございました。またね♡」

最後にまりやさんのニューアルバム『TRAD』より、『輝く女性(ひと)よ』。

 

○主観

まりやさんお美しい。ラジオでも伝わる人間的なお美しさ。お話の内容も話し方もとてもやさしくてていねいで、密度が濃くて、いつもの30分じゃないみたいだった。

個人的に、アイドルって自分自身のことをなにひとつ自分の自由にできないのに、自分自身だけで他者に幸福を与えて、それを自分自身の糧としていて本当に尊いと思う。自己犠牲のうえで他者を犠牲にして自身に返す。常人が好んでやる仕事とはとても思えない。でもだからこそ惹かれるし、惹かれ続けたいと思う。

今度コンサートがあったらまじで『SNOW EXPRESS』聴きたい!やるとしたら来年の1~2月あたりじゃないかなーと思ってるけど、4人の冬曲ってまだ聴いたことがないからぜひお願いします。あと個人的には『愛のマタドール』と『Say Hello』も聴きたい。な。願望。

 

そういえばしげさんの短編連載と短編読切読んだ。時間あるときに個人的な感想とかまた書こうと思う。