NEVERLANDのDVDを見た。本当は2017年のうちに発売してもらって、もう一度自分の中身と向き合って、納得のいく気持ちで2018年を迎えたかったけれど。ちょっとだけ予定よりずれちゃったけど、ちゃんと見て、ちゃんと見つめて、ちゃんと考えた。あやめと、MC以外、全然こころが動かなかった。

安心した。いつまでもぐじゅぐじゅして引きずってる自分にとても疲れてたから。歌番組を見るのもいやで、グループの曲も聴けなくなって、雑誌とかも読まないようになって、なんのためにこんな思い抱えているのだろって、ずっといやだなあ、そういう、自分の中のぐじゅぐじゅかびてる自分が本当にいやだなって思ってたから、もういいよ、もういいや、もういいか、って思えたことに安心した。眠ってる間に息を引き取ったみたいに。わたしはしげのことが好きで、あっけないくらい、ほんとにそれだけでおしまいだった。

あの日の自分はあの日のまま置いておく。迎えに行って取り戻したりしないし、手を掴んで引っ張りあげたりもしない。ずっとそこで死んでいればいい。死んでいてほしい。そしたらもうなにもかもに安心していられる、慌てて引き返したりしなくて済む。

わたしにとってしげは最初から最後まで、ただ上下もなく前後もなく、世界一大好きで愛してるたったひとり。だから、だからというか、「だから」なのかはわからないけど。いま、「この人がわたしの担当だ」と思わせてくれる人と初めて出会えたことがとても幸せでとても大切で、わたしと地続きのわたしは、わたしのまま、今日もちゃんと考えている。