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Be honest with yourself, and try your lungs.

『どうなってんだおれの時間』

 

2015年10月18日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

まずは「四銃士」の話から。

〈「四銃士」聴きました。オーケストラの演奏とNEWSのユニゾンがマッチしていてOPにぴったりな曲だと思いました。フルで聴ける日が待ち遠しいです〉

〈イメージしていた曲調とかなり違っていて驚きました。ネットではラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏」のカバーではないかという説がありますが、部長のおっしゃっていた「四銃士の秘密」なのでしょうか〉

「まあそういうことになるんすよ、これややこしいよね」「四銃士」はパガニーニという人に捧げるラフマニノフが作った曲をNEWSが歌うので、いろんな人が出てきてややこしい。簡単に言うと平原綾香さんの「Jupiter」ように元歌があり、クラシックに歌をつけるということ。それもひとつの秘密だし、またいつか詳しく言うと思うけど世界的なマエストロの西本智実さんが今回作曲してくださったというのもひとつの秘密だそう。先にタイアップが決まったりするからファンからしたら「いつ出るのそれ!」ということがよくあるけれど、ついに11月25日DVDシングルとしてリリースも決定!いままでと形が違い、DVDが主になる、必ずついてくるDVDシングルという形でリリースする。

楽曲を聴いて驚かれた方も多いと思うが、今回の曲は通常の作品と少し違った世界観をもっているため、楽曲の世界観やイメージをより独立して色濃く出していけるのではないか、というのが今回の形態をを選択した理由だそう。先日ジャケット写真も撮影してきたそうで、かなりかっこいい感じに仕上がりそうとのこと。大人なNEWSというか、クラシックを扱うのでか振付も含めかなり大人っぽいNEWSを見せられるといいなと思う。PV撮影はこれからだけれど楽しみにしていてほしい。近々番組でもフルサイズでかけられるんじゃないかと思っているのでお楽しみに。

四銃士」はクラシックなのでどうしてもミュージカルっぽくなるんじゃないかな、とのこと。前回のライブでも「BYAKUYA」とかはクラシックっぽい、ミュージカルっぽい雰囲気があったけれど、そういうNEWSにしかできない曲なんじゃないかなと思う。新しいNEWSを見せられたら、と意気込む部長だった。

 

・音楽部

夕食ホット「風船の歌」

先日とあるきっかけで、インディーズバンド・夕食ホットの2ndアルバム『1903』をいただいた。偶然でんぱ組の話が続くけれど最近でんぱ組.inc最上もがさんもPVに出演したことでも話題になっていて、そういう意味でもシゲ部と縁が深い。また、Charisma.comのいつかさんがソロ名義で「メリヤス」という名前で参加していたり、こっそりコラボもしているのでCharisma.comのファンにもぜひ注目してほしい。

夕食ホットは女性ボーカルのしょったんさんがメインボーカルを務めていて、他に主に曲を作っているきくっちゃんさん・すだっちさんとの3ピースバンド。ジャンル分けするのは無粋だなと思うけれど、雰囲気としてはクラムボンのような優しいバンドで、しょったんさんの声がすごくやわらかく、あったかくてやさしいのも楽曲の特徴のひとつ。部長が好きだなと思うのは全体的に歌詞がポエティックで物語があり、1stアルバムを聴いても物語に曲がのせられている。

わかりやすい例で言うとアルバム名の『1903』は1903年という意味で、1903年に何が起きたかというとライト兄弟が飛んだ年のことだそう。それだけでもなんとなく物語がわかるけれど、曲の中にジョバンニという言葉があったりしてだれもが『銀河鉄道の夜』を想起するように、そういう部分で物語っぽい。歌詞が綺麗・ポエティックで、そういう意味でも心地よいので秋に聴くのはぴったりなんじゃないかと思う。

最上もがさんが出演されているのはアルバムのタイトルにもなっている「1903」なので、そちらもぜひ買って聴いてほしい。

 

・おたより

夕食ホットでクラムボンの話も出たのでその流れで。

〈部長が観たいとおっしゃっていた『心が叫びたがってるんだ。』を観てきました。『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』のスタッフが制作していて、『あの花』が好きなので逆に行くのを躊躇していたのですが号泣しました。作家という言葉を使う仕事をしている部長だからこそ感想ぜひ聞きたいです〉

部長は『あの花』は観られていないけれど絶対いつか観ようと思っているくらい気になっていて、テイストは違うけれどどこか『まどマギ』的なエポックメイキング的な作品ということで名前が挙がる。その制作スタッフが手掛けた『心が叫びたがってるんだ。』、「結論から言うとすんげー泣いた、もうずーっと泣いてた(笑)」

青春群像劇というもともと部長が弱いジャンルということもあるけれど今年一番泣ける作品なのかなと思う。なぜクラムボンの話からこの流れになったかというと、クラムボンが音楽を担当しているから。音楽がすごく重要で、話も「四銃士」ともつながる部分がある。ストーリーとしては、高校生4人が、地域の方を呼んで体育館で何かをするというふれあい交流の実行委員に選ばれる。主軸となる女の子は、幼いころはすごくおしゃべりだったけれど自分のおしゃべりのせいで人を傷つけてしまった経験から殻に閉じこもり、人前で言葉を話すことができない。他に、両親が離婚していていまは祖父母の家で過ごしている、ピアノができる文系っぽいしゅっとした男の子と、彼とは真反対で野球一筋、坊主で口もちょっと悪めの男の子も選ばれる。彼は甲子園を目指していてスキルも持っていたのに、甲子園に行けるかなというところで肘を壊してしまい、いまはギプスを着けている、夢破れ苦しんでいる。そしてもう一人は優等生の女の子が実行委員となる。「もうキャラ立ちしてるよね」

このわかりやすくキャラ立ちした4人がふれあい交流をしていく。ふれあい交流は先生の言葉もありミュージカルをしないかとなった。それまでは無難に朗読劇などをしていたのだけれど(「高校生ってめんどくさいことやりたくないじゃん」)、先生が音楽担当でミュージカルをやることに。メンバーの一人が人前で言葉をしゃべれないしみんなもいやがるしミュージカルなんて無理だろ、いやだよとなっていたものの、最終的にはやることになる。「もうネタバレになんないと思う、これはやるのよミュージカルを」

ミュージカルが入ってくるから曲がけっこう大事になってくるので、それをクラムボンのミトさんがやっているということもあり、ファンにはぜひ観に行ってほしい。また、なぜ「四銃士」からつながるかというと、ミュージカルを作っていくというシーンの中で高校生がオリジナルで曲を作るのは無理があるということで、ありものの曲に歌詞をつけることになっているから。たとえば「Over the Rainbow」など、ピアノが弾ける男の子のお父さんがミュージカル好きで家にレコードがたくさんあり、そこから選んで…という感じになるので、あるものに別の歌詞をつけるという点で「四銃士」ともつながる。すごく共通するなーと思って観ていた。「だからその泣けるのよ」

部長としては正直、「高校時代ぜってーやんねーけどミュージカル!ぜってーやんねーよ!」とのこと。「ぜってーやんねー」し、すごく良い学校だし、高校生活そんな美しくないよと思うけれど、そういうリアリティはいったん置いといてアニメとしてすごく楽しめる。全然難しい部分がないので普段そんなに映画を観ない人にすごく勧めやすい。

ミュージカルは歌だからわかりやすく伝えられる、心の気持ちを吐露できるし、確かにいきなり歌いだして自分の感情を言うのは不自然だけれど、そういうのをデフォルメして歌だから気持ちを残せる。そういうミュージカルの構造がアニメとすごく似ている。アニメもありえない二次元に、イラストにしてデフォルメすることで(「けっこうアニメとかデフォルメしてワァーー!!ってなるじゃん」)逆にわかりやすく伝えられる。深読みかもしれないけれど分析好きとしてはついつい考えてしまう。そういう部分もテーマとしてあるので、正直ミュージカルに挑戦という流れは無理あるだろと思っていたけれど、部長はすんなりなるほどなーと受け入れられたしよくできてると思った。「ただまあ、実際にはありえないなって思うけど(笑)」

しゃべれない女の子が頑張ってミュージカルやっていこうとする、そしてみんながそれによって変わっていくなんて泣ける。ネタバレになってしまうからあまり言えないしどこからがネタバレかわからないけれどすごくおもしろい。NEWSの「四銃士」が好きな方、クラムボンが好きな方はぜひ。

あっ!!まじで!まじか!もう終わった時間…どうなってんだおれの時間。あーあ…そっか…うん、そっか…」

このあと3通読むつもりだったけどまた来週!

 

○主観

四銃士」について教えてくれたのはもちろんだけど2か月ぶり?ぐらいにおたより読んでもらえたのがめっちゃうれし~~~くて終始メモする手がふるえてた。「四銃士」、初のDVDシングルでいろいろと意見が飛び交ってるの見てたけどすごく純粋に楽しみだな。世界観も作り込まれてるだろうし、特にわたしはミュージカルが大好きだからそのあたりの雰囲気をどれぐらい押し出してきてくれるのか期待しかない。ずっと感じてたけどミュージカル好きとNEWS好きがリンクというか、オーバーラップすることって多い気がしてて、しげさんのソロ曲とかも、ミュージカルが好きという感覚から見てもすごく楽しめることがたくさんあるからわたしはとても幸せだなと思う。ミュージカルが好きでよかったし、NEWSを好きになってよかったし、しげさんのことが好きで幸せだ。ふふ。

ここさけの話してるときの部長テンションだだ上がりしてるのすごいわかりやすいしめっちゃくちゃ語ってくるし、ここさけもあの花もぜんっぜ知らないけど楽しそうにときに真剣に語ってるの聴いてるだけでほんと満たされるから不思議だねえ。なんかわかんないけど楽しそうだから自分も楽しい!なんて一見思考停止しちゃってるみたいだけど、あれこれ余計なこと考えて落ち込んだり自己嫌悪したりするよりそういう気負わない聴き方がわたしには一番合ってるなって最近痛感する。特に映画の話は。でもここさけはアニメだしミュージカルだし、ちょっと観に行きたいな。

最後の「あっ!!」ってなってるのめっちゃおもしろかったんだけどここ数週間ずっと終わり方こんなんじゃない?いつもいつも好きに話してたら時間なくなっちゃってるのほんとかわいい。シゲ部って真剣で楽しくて厚みがあるのにこういうとこがくってしちゃうの最高に好きだな。