たのしいなつやすみ ~終~

『8月も結局』

 

2014年8月31日放送●SORASHIGE BOOK

 

・オープニング

「8月最後の放送ですー」

まずは先週に引き続きプレゼントのお知らせ。締切は9月2日24:00。当選後のサイズ変更などはできないので自分にぴったりのサイズで応募してねとのこと。「男の人って基本的にサイズとかないからなー(あったらこわいわ)。大変だね」

〈夏休みどこか行った?〉

他にやってるラジオのスタッフさんと熱海に行ってきたけど…「雨男加藤シゲアキ、台風の日でした!(笑)」

スタッフさんとそのご家族15、6人で行って来た熱海旅行の話。車内からもうどんちゃん騒ぎしながら14時すぎごろ宿に到着。時間があったので、温泉もあるけど近くの海に行った。自分で設定したテンションが、大学生だな、と思うくらいハイテンションではしゃいでしまった部長。「まーー気づかれなくて!(笑) 『肩貸して!』って肩に乗ってバク転とかしてた、頭から落ちたりで全然できなかったけど」と、宮古島以来の海である熱海の海を全力で楽しんだようす。「温泉(旅行自体)はおとなだなーと思うけどいつまでたっても学生気分で」

「晴れたら釣りに行きたいねって話をしてた」という次の日は大雨で何もできなかった。地方に行ってちょっと遊んで帰ろうとしても必ず雨が降るので、「加藤さんといると2日目は必ず雨が降る」と言われた。仕方ないので熱海城の横にあるトリックアート館に行くも、雨のせいで観光客がみんなそちらに来ていて、前日とは打って変わってけっこう気づかれたらしい部長(とゴリさん)(笑)

しかし周囲をいっさい気にせず、魚が飛び出てるように見えるトリックアートで大真面目に食われる演技をしながら写真を撮ったりして少年の心を取り戻した。いつまで経ってもああいうの楽しいねと、ちょっとおちゃめな部長だった。

 

・音楽部

赤い公園「サイダー」

9月24日発売のセカンドアルバム「猛烈リトミック」より先行配信中。「さわやかなようでさわやかじゃない。かっこいい」

 

・おたより

「釣りの話したいね!結局ねー先に言っちゃうけどまぐろ釣れなかったんだよ」という釣りの話。

〈テレビで丸山くんがまぐろ釣ってたの見た?〉

〈まぐろ釣るときは電動リール派?スタンディングファイト派?〉

「僕はスタンディングファイトです!(笑) わからない人もいると思うので説明しましょう!(良い声)」ということで、スタンディングファイトは自分の力で上げる釣り方のことだそう。宮古島のときもこの方法でやったんだとか。「丸山くんのテレビも見た。連れてってほしい」

部長によるまぐろ釣り講座。はしごのついたロープにブイを浮かせる。そこに小魚が集まり、それより少し大きい小魚が集まり、かつおが集まり、まぐろが来る、その同心円状を狙って釣る。まぐろはだいたい100mとかの深いところにいるけれど、上に上がってくるときもあるそう。浅いところを狙って釣るやり方もあるが、深い方は下に落として上げてくる釣り方をしなければならない。それぞれの方法をキャスティング/ジギングと言い、前者は「投げる」、後者は「落とす」手法だが、200gほどのおもりを何度も投げたりするので疲れる。

これらのやり方が5、6年前にアレンジされたそう。ジギングで針を付けず、3mくらい先にワーム(疑似餌)をつけて釣るやり方で、「エビング」と言うらしい。丸山くんがテレビでやってたのはこの方法で、こっちの方が釣りやすいとか。「僕はこれが好き。こまめにやらなくても勝手にふらふら動くから」

相模湾で釣れてるのはキャスティングの方で、かもめなどの鳥が突っ込んだところの下にいるからそこを狙って投げる。「でもダメだったなーー何回も投げてんのになーーまぐろ先生!」と、まぐろ先生とは相性が悪い。

針を直すときに針がちょいちょい指に刺さるそうで、「おれ何やってんだろう?」とせつない気持ちになった。「PCのキーボード打つと痛いし」

手の生傷が痛いので絆創膏をするも、次の日そうめんを食べようと思ってねぎ切ってたら指切っちゃった。「自分のために作ってるからと雑にやっちゃうせいでざくっといっちゃった。ほんとどんくさいわー」と部長、かなしいかな「8月も結局不調、みたいな!」うーん残念。

 

〈ギターを始めたいのですが、左利き用と右利き用のどちらにすれば良いですか?〉

家にあったギターが右利き用だったので左利きだけど右利きでギターを始めてしまったけれど、いま右でやっちゃったことを後悔してる。「左だったらちょうかっこいいなーって」

いまでも左に直そうかなと思うものの、現場にあるのは右利き用だからそうすると「ちょっと弾いて」と言われても弾けないというデメリットもある。趣味でやってる人は右の方がコミュニケーション的には良いとアドバイス。でもバンドとかでしこたま弾く人は左の方がかっこいいので、結論としては「左利きの方が格好はいいよね」

 

〈短編の題材はどう決めた?〉

「書きたい景色があって、『野性時代』の方は『染色』、染める話がテーマ」

「染色」をキーワードにした動機・きっかけは6年前くらいにとある飲食店で、手にカラースプレー(「ミニ四駆に塗るやつ」)を塗る女性を見たこと。遠目で顔とかはよく見えなかったけれどどこか影のある感じで、「何だろうこの人は…!?」と異様な光景にぎょっとした。「そういう人と実際に出会っていたら…みたいな、そういうイメージで話を広げた」

 

・エンディング

ブラ応募の詳細は番組ブログ見てね。

 

○主観

わたしが今後釣りに手出し始めたら1000000000000%部長のせい。いやほんとに。こんな巧妙に釣りマーケティングしてくるアイドルっている?いるの?途中なんのラジオをまとめてるのかわからなくなるくらい釣り釣りしくてなんかこっちが釣られた気分(うまいこと言ったときの顔)。なんなんだ。ちょっと腹立ってきたからまぐろが釣れる呪いかけとこ。しびびび。

短編掲載の雑誌発売まであと2週間もないと気づいてにわかに緊張してきた。もーいーくつ寝ーるーとーしげ短編。発売されたらすぐ買って、祈り捧げて読みましょう。完。