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いつだって白熱してます

2015年4月~9月放送分 私的『ビビカル』ベスト3

 

2015年4月より放送が開始されたTBS系朝の情報番組『白熱ライブ ビビット』。その金曜日レギュラーとしてNEWS・加藤シゲアキの出演が決まり、放送が開始してから、早いものでもう半年の月日が経つ。2015年4月3日、金曜日の初回放送ではワイプで真顔、スタジオでも真顔、コメントも真顔、と、真顔の連続ホームランだったしげさんも、回を重ねるごとに共演者、ビビットファミリーの方々と打ち解け、いまではときにはおふざけとも言えるほどのフランクさでコミュニケーションを取り、笑顔を見せている。『ビビット』の他の曜日は視聴したことがないので雰囲気などはわからないが、金曜日のスタジオはとてもなごやかで、明るくて、あふれでる「ファミリー」感は見ていてとても楽しい。多くの加藤シゲアキファンにとって、『ビビット』はすでに欠かすことのできない存在になっているのではないだろうか。金曜の『ビビット』があるから仕事も学校も頑張れる、そう感じている方は少なくないと思う。

  

その金曜『ビビット』内において、「シゲ担」的に一番楽しみなのはやはりなにをおいても『シゲアキの体感ビビットカルチャー』通称『ビビカル』のコーナーだろう。「奥様、白熱してますか?*1」の声とともに始まる同コーナー。方向性としては、「ジャニーズタレント」ではなく「小説家」の加藤シゲアキがそのときどきに「白熱」しているスポットに赴き、ときに食レポをし、ときに汗を流し、ときにはしゃぎ、ときにその歴史に思いをはせる。現段階では比重としてやや食レポが多いような気もするが、とにかくさまざまな場所でさまざまな魅力を発見・リポートし、またそれと同時に加藤シゲアキの魅力も発見・リポートされていく。『ビビカル』から世に放たれるしげさんの多彩な表情やコメントは毎回見応えがあり、また回を重ねるごとにアップしていくコメントスキルも最大の見どころのひとつであると言える。最近ではビビットファミリー・金さんとのロケも見られ、その内容は徐々に幅広さを増している。

 

この半年間、実に多種多様なテーマで『ビビカル』が放送されたわけだが、せっかく半年という区切りの良い時期になったので、振り返りも兼ねて今回はその中から私的ベスト3(+審査員特別賞)を記していきたいと思う。わたしが個人的に「この回はしげの魅力が抜きんでて詰まっている!!みんな見て!!」と感じたランキングであるため、例によって例のごとく非常に主観的かつ独善的な選択となってしまうが、まあこう感じた人もいるのだ、ぐらいの気持ちで薄目ながらに眺めていただけたら幸いである。

 

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第3位:2015年5月8日放送「初夏の房総半島 旬の食材探しツアー」

「海の幸あり、山の幸あり、そして入浴シーンあり…奥様、一緒にお出かけしませんか?」

潮干狩りあり、地引き網あり、野菜の収穫あり、入浴ありに料理ありと、加藤シゲアキの魅力がこれでもか!これでもか!と詰め込まれた見どころ盛り盛り盛りだくさんの回。正直キャパオーバーになってしまうので見るときはいつも心構えが必要だと個人的に感じている。

潮干狩りで子どもと張り合う姿を見て、知り合いの子どもに懐かれるとよく言っているのはこういうところからなんだろうなとまずほっこりする。子ども相手にも対等に接するところが「大人っぽい無邪気さ」というか、大人だからこそできるピュアな対応のように感じられて好きだ。そういう気取らなさも間違いなく加藤シゲアキの魅力のひとつだと思う。

この回の最大の売り(?)は言わずもがな入浴シーンだろう。個人的ベストは肩まで浸かると海が見えないので段差に座ろうとしたところ、腰に巻いていたタオルが捲れかけて慌てて抑えるという一連の仕草である。「である。」とか言ってお堅い口調を装っているけれど、そんなところに注目してしまう時点でお堅くもなんともなくむしろ下心満載なのでお天道様に顔向けできない。ごめん。でも見ちゃうよね? 肩にお湯をかける動作が完全に女優さんのそれだったことも含め、初の温泉ロケは大成功(?)と言えるのではないだろうか。スタッフさんに「貴重な入浴シーンですね」と言われ「おれ別にグラビアアイドルでもなんでもないんだから」と苦笑しながら答えていたのも、なんだからしくて良い。YOUグラビアアイドルじゃないけどアイドルだよ。

その後のアクアパッツァ作りもとても良かった。エプロン姿でさわやかに鯛を3枚におろし、リズムよく野菜を刻んでいる姿に女子ならだれでもときめいてしまうこと間違いなしだ。なぜ料理番組のオファーが来ないのか甚だ疑問である。 

貝好きのことを「シェラー(Sheller)」という謎の新語で表現していたり「tomodati」を「トモダティ」と読んだり*2、コーナー始まってすぐに腹チラしたり、具載せ放題の海鮮丼で本当に遠慮なく載せ放題したり、他にも細かな魅力は尽きない。それぞれの瞬間にさまざまな魅力がきらめいているところを評価して、3位に選出させていただく。

 

第2位:2015年7月10日放送「美Body最新エクササイズ」

「テレビの前の奥様…僕と身体のスペックをブラッシュアップするアジェンダ、見つけませんか?」

「美Body」ということで吉田アナ・林アナとともにロケを行った回。普段と違う雰囲気に戸惑ってか、開始早々「さっそく」を「さっしょく」と噛み、ペースを乱されている様子にきゅんとくる。女子アナふたりに「さっしょく!」「さっしょく行きますか!」といじられているのも、ロケの和気あいあいとした雰囲気が伝わってきてかわいい。そして今回はエクササイズということでハーフパンツにスパッツという服装をしており、そのため脚のラインが終始美しい。細い。綺麗。ずるい。うらやましい。

全部で4種類のエクササイズを紹介するが、なかでもバーレスクダンスは多くのファンに衝撃を与えたのではないだろうか。女性用のエクササイズということで最初は見学していたものの途中から参加することになり、ハットを使ったセクシーなダンスを披露する。その色っぽさたるや脇を固める女性アナにも引けをとらず、堂々とそして大胆に踊る姿に死屍累々。ああこの人は「見られる」側の人間なんだと改めて思い知らされて、涙すらにじみそうになる。「見られる」ことを生業としている人の動きは一つひとつが「見られる」ことに特化して丁寧につくられていて、作りものじみているとすら言えるほど綺麗だと思う。もう何度再生したかわからないけれど飽きずに何度も何度も見たくなる。「見る」側としてこんなにも楽しませてもらえるのは、幸せ以外のなにものでもない。

また、これは本当に小さなことかもしれないが、個人的にはバーレスクダンスの練習で吉田アナが帽子で煽いだ際、「帽子うちわじゃねえから!」と注意していたのにぐっときた。こういうたった一言に人の意識が無意識に反映されるんだと思うと、やっぱり好きだ。バーレスクダンスの衝撃とこの一言はわたしの心をつかんで離さない。

 

第1位:2015年6月19日放送「シゲ散歩 in 鎌倉」

「テレビの前の奥様…僕と鎌倉デートしませんか(唇に人差し指)」

数多ある競合他カルを押し退けわたしの中で堂々の第一位に輝いたのは「シゲ散歩 in 鎌倉」である。今回この記事を書くにあたってこれまで放送されたすべてのビビカルを見直したが、もはや見直す前から、1位はこれだと初めから心に決まっていた。エクササイズ回や房総半島回と異なり内容的にはやや地味めな印象を受けるかもしれないが、もし加藤シゲアキを知らない人に1つだけビビカルを勧めるとしたら、個人的には断然、この回だ。

梅雨時の鎌倉を巡り、紫陽花やグルメなど、白熱観光スポットを紹介するこの回。第一に、視覚的に訴えてくる魅力に美しい紫陽花がある。見ごろを迎えた鎌倉の紫陽花はどれも本当に綺麗で、まずそれだけで画面から目が離せない。そこに抜群にととのった顔をしたアイドル・加藤シゲアキが加わる。あふれる美。美がとどまるところを知らない。鎌倉という街の雰囲気も相まってとても風情があり、単に眺めているだけでどこか心が落ち着いてくる。特に茶室「月笑軒」で赤い番傘の下、紫陽花に囲まれている姿は本当に絵になっていて思わずため息がこぼれてしまう。また、人力車の座り方が内股気味でお嬢様みたいだとか、ごま好きを「ゴマー」と表現したりだとか、そういった細かい萌えポイントも随所にあって、そのたびにきゅんとくる。ロケ内容は文句なく10000点満点だ。

しかしわたしがこの回を1位に選んだ最大の理由はロケそのものよりも、その後のスタジオトークにある。写真が趣味のしげさんがロケ中紫陽花と江ノ電の絶景ポイントで撮影し、その写真をスタジオで披露するのだが、この写真が本当に素晴らしい。金曜ビビットファミリーにはピンボケやら斜めやら散々な言われようだったけれど、「明月院ブルー」と呼ばれる紫陽花の写真も、紫陽花の中走る江ノ電の写真も、彼はこんなふうに世界を見てるんだと思うとたまらない。『WiNK UP』での連載フォトシゲニックなどもあるためしげさんの撮った写真を目にする機会は少なくないが、これら3枚の写真はなぜかとても胸を打つ。自分の視線と彼の視線が重なる感じ、なのに見ている世界は絶対的に自分のものではない感じ。言葉ではうまく表せないけれどそんな不思議な感覚にとらわれてとてもドキドキする。コーナーの最後、「機会があればまた頑張ります」と言っていたので次の機会にも期待するばかりだ。

ちなみにこのロケ内でカレーを食べるシーンがあるのだが、BGMが『チュムチュム』だったのもなかなかポイントが高い。ビビットわかってるう。

 

審査員特別賞:2015年9月4日放送「銀座木村屋」

「テレビの前の奥様…あなたはどんなパンが好きですか?えっ、僕ですか?僕は…カレーパン(エコー)」

現存する日本最古のパン屋「銀座木村屋」を1日体験する老舗弟子入りシリーズのひとつ。この回の魅力はなんといっても衣装、一に衣装二に衣装、三四がなくて五に衣装。早朝、パン工場では白衣姿で伝統のあんぱん作りを体験し、その後は法被のような制服を着て掃除・陳列、そしてなによりレストランでのギャルソン姿が最高にかっこいい。本当にかっこいい。かっこよすぎて、似合いすぎて、溶けるかと思った。スマートなギャルソン姿だけでもくらくらするのにそれで女性客にパンをサーブしていて、つい泣きたくなる。女性客が正気を保ったままパンを受け取りあまつさえ「それ何?塩の…」などと会話しているのが不思議でならない。いったい彼女らはどんな特殊訓練を受けたというのか。

また、この回はコメントがとても「加藤シゲアキ」っぽい。1gの誤差も許されないパン作りを体験しながら「1gはいいでしょ!」とおおざっぱなところを発揮してみたり、繊細なクロワッサンを美しく切る職人技に対して「切られたことにクロワッサンが気づいてないパターン」と表現したり、いま流行りのモテパン・エンサイマダシトロンの紹介の際「モテそうモテそう!モテたい!」とバラエティー的返しをしてみたり。いろんな角度からのコメントが楽しめておもしろい。あんこが苦手なのに自分で作ったあんぱんを食べて、口では「おいしい」と言いながら顔がまったくおいしそうじゃない、そんな率直なところが愛しくてついくすっとしてしまう。

三度の衣装替えに加え多彩な表情も楽しめる、個人的には意外に中毒性の高い回で定期的に録画を見返してしまう。

 

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以上、わたしの選ぶ『シゲアキの体感ビビットカルチャ―』ベスト3+αである。半年とキリの良い時期になったので考えてみたが、正直どの回も魅力的で選ぶのに非常に苦労した。毎回素敵なテーマで作ってくださる『ビビット』スタッフのみなさんには感謝しきりだ。ただ、最近は食レポが多いような気もするので、タイトルの「カルチャ―」らしくもっといろんなロケが見てみたいというのは正直な気持ちである。たとえばなにかの舞台の舞台裏潜入や、テーマパーク、他にも美術や映画、それこそ鎌倉のような写真などなど…ひそかに見てみたいのはクリスマス時期のディズニーリゾートロケだけれど、果たして実現するのか…!?今後の放送に期待しつつ、毎週しげさんの新しい表情が見られる幸せができる限り長く続いてほしいと切に、切に願う。

*1:回によって台詞違い・ウィンクありなどのアレンジがあるが、個人的には「僕は…カレーパン」が変化球すぎて好き。

*2:正しくは「ともだち」