ルールを守れ、さもなくば

テンテンテンテンテンッ!テレテレテンテレテン!

 

2015年12月6日放送●SORASHIGE BOOK

 

「こんばんは~NEWSの加藤シゲアキです。今週もシシュタートしましたFMヨコハマ『SORASHIGE BOOK』。もう12月か、はえぇな…こないだじゃなかったカウントダウンしたの?(笑) 毎年言ってますけどね。えーメッセージ来ております(笑)、えーこれね、そうねこれちょっとむずかしん、難しいっていうか、まあちょっと割愛さしていろいろ読ませてもらいます」

〈私は太りやすい体質です〉

「でそれはぁ身長156cmでほにゃほにゃほにゃと、体重を書いてくださってます」

〈詳しい体重は言えないのですがこんな感じです〉

「えーでまあ、その…(笑) これジャニーズJr.のいろんな方と比較してるわけですよ、男の子と。で同じ自分の身長ぐらいで、体重が30kgの人とか、37kg!ね、とか36kgとか」

〈どうすればいいですか?母からは男子の方が痩せやすいから気にしなくて大丈夫と言われます〉

「というこの方、え小学6年生。…(笑) いやぁのねまかり間違ってもダイエットとかしないでほしいですよねっ、うん、でおっきいんだねきっと156cm小6だときっとね。これからまた背ぇ伸びるかもしんないしさぁ、ぃやほんとあの男子と比較する意味とかまったくない、すょ、その、いま、37せん、7キロとかの男の子、これから普通に60kgなるから(笑) 10年もしたら。ぁの、60kgでも痩せてると思うけど…というわけでねほんとにあの気にしないでほしい、えーダイエットとかしないでほしい。たくさん食べてください、あの大きくなってください。…(笑)

ダイエットすんのははたち超えて、からにして、せめてね。やほんとそれまで気にしなくていいと思うんですよ、それ健康を害するぐらいね、あの、太っちゃったらぁ、まあ気をつけなって思う、節制しなって思うけども…小学6年生でねぇなんかこう、気にしてる方がストレス抱えてるね。あたしはすごい食べ物が好きなんです!って、ごはんが好きなのっていうスタンスでいってほしい!うん。幸せを願っております、はい。気にしないでください。はい、というわけで今週も30分よろしくお願いします」

 

・音楽部

野宮真貴「ぼくらが旅に出る理由」

加藤シゲアキの今週の音楽部!えーまあ『閃光スクランブル』が11月25日にね、えー文庫版なりましたし、えー…そのことも絡めてっていうこともあ、ったりとか。実は。でまあこの別のラジオでぇ…初めてこう、お会いさせてもらった縁もあってずっとかけようと思ってたんですけどまあちょっとタイミングがこのタイミングになってしまいました!え野宮真貴さん!えーニューアルバムが出ましたえー『世界は愛を求めてる。~野宮真貴渋谷系を歌う。~』というアルバムです11月11日、これもね、11月11日すごぉいよねほんと、ねえ、今年(笑)

というわけで、あのーまあかけようと思ってたんですけど、ちょっとまあいろいろあって本人とお話聞かせてもらってからかけようと思っていて、でこのタイミングになっちゃったんですけどほんとにすごい良いアルバムで、あのぉなにがすごいってぇ声が変わらない、ことがほんとにすごい、なっていう…ずぅっと、まあちょっとこうね、年下の僕が言うのもなんですけども、ず、ずーっとかわいい、声してるっていう。ずっとかわいくてセクシーな声しているっていう、変わらない魅力ってすごいなあと思って。あのほんとに、まあそれもびっくりさせられたんですけども、まあこれ渋谷系を歌うって言ってるわけですから、まカバーアルバムになるんですね、ざっくり言ってしまうと。でまああのピチカート・ファイヴの…、え『東京は夜の七時』まあセルフカバーしていたりとか、ま渋谷系って言ってる、あーけれども、渋谷系、の曲は、ど真ん中渋谷系といわゆる言われているものは、ほぼね、ひとつふたつとかそんなレベルだと思ぅ…んですよ。で、あとはたとえばー『ガラスの林檎』とかさ、あの松田聖子さんとかさぁあのー、あと『中央フリーウェイ』、荒井由実さんねっ、えーとかさ、あまそういうふうにこう、わりと…うーん…ま、渋谷系と言われるようなものじゃないポップスも入ってたりするんですけどま渋谷系の人たちがリスペクトする音楽っていうのも含めて渋谷系、歌い継いでく名曲っていうことで、あのーそういうふうにくくってらっしゃるんじゃないかなあと、僕は思って、おります!

えー改めてねほんと聴くとすごいどれも美しくてですねぁのずっと聴いていられるような、そんなアルバム、だなあと、思って、おります!まそのー対談の中でも言ったんですけど、渋谷系っていうのあのけして音楽のジャンルではなくてまあ現象だった当時の、あの音楽、すごい詳し~ぃインテリたちが、あの世界中の音楽を、えーからいろんな要素を取り入れて自分たちの音楽を作ったそんな時代でございます。えー…まさにそういう、もの、えー音楽、が、あのーまさに詰まってるなあと思いましたし元もとピチカート・ファイヴで一緒だった小西康陽さんと今回またえーコラボしたりとか、してますんで。まその時代が好きな人もそうでない人も楽しめるアルバムになってるんじゃないかなと、思います!

でまああのー…今回ね、かけるのは、みんな大好き小沢健二さんの、曲でございます、えー『ぼくらが旅に出る理由』!あのー…まあ小沢健二さんってどの曲もすごい良いからぁ、ぁのみんなカバーしたくなるよう魅力もあると思うんですねなおかつポップですし。だけどもおれっ、が思うに小沢健二さんとかをか、カバーしていい人ってけっこう限られてるんじゃないかなと、逆にそのー、軽々しく手ぇ出せない、人、だと僕は思ってるんですけどそんな中でも、あのー野宮さんが歌うっていうことはまあおもしろい、し意味があるのかなと思ったりなんか、しましたね、はい。でまたぜ、まったく違う魅力が、出ていながらも曲の魅力が、また、引き出されていたりもするので、えーほんとに、すごい、良い、なあ、と思います。全体的にアレンジがちょっとジャズっぽいかなあと思ったんですけどね、他のアルバムも通し他の曲も含めて。まそういうのもやっぱり、心地いいというか、ほんとになんか繊細で美しいような、そんなアルバムになっております。

というわけで聴いてほしいなと思います!えー野宮真貴でえー『ぼくらが旅に出る理由』」

 

・おたより

「シゲのぶっかっつぅ~。えーまあちょっと先週に引き続きちょっとシゲアキのクラウドのロゴの話、ちょっとしようかなぁと思います」

〈シゲアキのクラウド読みました。部長がロゴを描いたそうですがロゴの決め手は?目がフィルムで耳はト音記号?〉

「あぁなるほどね、そういうふうに思われたわけですね」

〈webでの連載開始おめでとうございます!(「ありがとうございます」)小説だけではなくNEWS RINGなど普段の部長が書かれる言い回しが大好きなので夢みたいです。追加料金どこに払えばいいですか?ロゴの目はフィルム、耳が音符に見えましたがほかにも仕掛けがありますか?〉

「ということで、あの…(笑) や追加料金いらないんですよもう300円、でね、300円で加藤シゲアキの文字読めるなんて、おこがましいですけどね、そう思っていただけたら嬉しいなと。だからぜひね、『300円で!シゲの文章めっちゃウケるよ!』って宣伝してほしい。…ふはは(笑) 周りの人をね引き込んでほしい、タダじゃ見れないぜっていうね、うん

えーまあそうっすねみなさんたくさんの推測ありがとうございます。えー今回ロゴを描かせてもらうにあたりまタイトル先に決めて、でなんかロゴ自分で描きたいなあって思ってたんですけどぉ…フォントとか考えたりすんのけっこう好きなんで。ただまあ画力が追いつかなかったりとかもするんですけど。でまああのーまクラウドだから雲っていうのもあったりとかして、で僕わりと個人的にぃ人の顔を描くのがけっこう好き、なんですよね。横顔だったりとか、まあまあ正面からでもいいんですけど。

でぇなんか顔がい、したらじゃあ髪の毛雲みたいにして顔描こっかなーみたいなことが始まりだったんすけど。でまあいろいろ描いてるうちに顔のとこなんもないのもさみしいなあみたいな感じで、っていうところではぁ、あのークラウド、まいろんなものを僕が気軽にアップするっていうテーマだったんで、えーまあね、み、目で見たものを、写真に撮って、耳で聴いた音楽、を話して、えー頭ん中での文字を書いていきたい、みたいな感じでえーこういうロゴにさせてもらったわけですね。だからクラウドのドがちょっと万年筆になってたりとか、ま耳がト音記号になってたりとか。え目はだからカメラのフィルムなんですよ実は映画のフィルムっていうよりも。映画の話はねなかなかする機会ね、あの…まwebです、する~のもな~と思ってるんで。あんまり…このラジオでするから、と思いますけど。

っていうことでそういうふうな、まあ、ロゴにさせてもらったんですよね。なんで、あんまり…うん。それ以外もねいろいろ深読みしてる方いらっしゃったんですけど。まあまたあれだね、気が、向いたら描き変えてもいいからね、ロゴ(笑) けっこう考えましたよでも、ほんとに。楽しかったですけどねえ。ほんとデザイナーとかイラストレーターってほんとすげえなあって思いますよ、うん。尊敬します。

ぜんっぜん関係ないけど映画の話出たんで映画の話しようかなと思うんですけど(笑) あのーまちょっとそんなバタバタしているんであんまり映画観に行く時間がなくて、そんな中でも観に行ったふたつの作品がめちゃめちゃ良かったんでぇ。ひとつは『ジョン・ウィック』っていう、あのキアヌ・リーブスの復活作みたいなこと言われてますけどね、ぁのキアヌ・リーブス、が主演の。ま『マトリックス』のスタントやコーディネーターを手掛けた、チャド・スタエルスキーの初監督作品。

これすごいあの、良い、アクション、映画だったんでぜひ、おすすめ、したいなと思いますまああの、かつて、凄腕の殺し屋だったジョン・ウィックが、いまは引退したんだけど、まあ元、えーなんだろ、元ボスの息子にいきなりしゅ、襲撃される、知らずに。で、えー復讐してくっていう話はけっこうシンプルなんすけどまあ~ね!まあ~強い!(笑) キアヌ・リーブスま~強いし、ま~あざやかだし、すごいアクション…すごいなあと思って。で、まああの、ガン・フーなんか言われてますけどそのすごい、ほんとにあの気持ちい~ま、若干そのね、なんていうんだろリアルっていうかさ、必ず撃ったあとに最後絶対頭打つんですよ。バン!ってだからそのたびにこっちが噴き出したりするんだけど、それとかもすごい丁寧っていうか、めちゃめちゃ計算されてて、さすがこの、アクション、コーディネーターだったスタントコーディネーターをやってた方の監督、だなあって。マーシャル・アーツ、殺陣、ガン・フー、マカロニ・ウェスタンから影響を受けたアクションが特徴、なんて書いてますけど。まほんとに、すごい、おもしろかったんでぜひ観てほしいなと思います!

でえまあこれはあの、気楽に、楽しい、良い映画、みたいな感じなんですけど。もういっこね『ヴィジット』っていう、これさ、スリラー、なんですけど。ちょうこえぇんだよちょう怖かったんですけどぉ。これあのシャマランっていう監督、『シックス・センス』の監督が撮った、最新作で、『ヴィジット』っていう、あの…子ども、えーお姉ちゃんと弟が、まああのお母さんがしばらく会ってなかった、祖父母の家に訪ねる、っていう、のが『ヴィジット』なんですけど。なぁんかね、はい、その、いろんなルールがあるわけですよ9時半以降は出てはいけないよとか。そういうなんかね一つひとつのルール、とかがなぁんかねすごぉいやな感じで、あの、すーごい怖い一週間の話でだからあのー月曜日から金曜日かな、っていう感じでこう毎日今日木曜日、とか言って毎回夜が来るわけ。もぉ、ちょー怖い!でぃ、ンもうちょ~こわい!(笑)

これねネタバレになるからぁなんも言えないんだけどぉ!もすーごい怖いくてそれ女の子が、映画をと撮り、たくて、その女の子が実際カメラ撮ってるっていう、話、ストーリーだから、まハンディ、風だったりとか、でまあ弟もカメラ持ってたりしてふたりでこういろんなものをね、手持ちで撮ってる主観ショットハンディショットでつないでくんすよ、POVっていう手法なんすけど。それとかもすごいあの効いてて、多少ね?多少この、そんんなときでもカメラ持ってる!?とかあるよ?あるけど…(笑) めっちゃおもしろいんすよ、でちゃんと、意味もあって伏線も回収されてくし、で、不思議なことにちょっと笑えるシーンがちょいちょいあんのよ。こう、コメディ、スリラーみたいな感じなんだけど、も~でも怖い!(笑)

でちゃんと、え゛っ!?ていう、一応まあ、むぇ、読める人は読めちゃうけど、先が、と、そういうなんかびっくりする展開があったりするんで。まぁじこれね、観てほしい!ちょっとホラー苦手な人とかわかるけど、おれも、劇場で『はぁ!怖い!怖い来ないで見ないで!そこから出てくる絶対出てくる出てきたぁ!!』みたいな…(笑) 『ちょうこえーよ!ちょうこえーよ(高音)』みたいななるんだけど、あのーすごい、すごい良くできてるし、あのーぜひねこえ『ヴィジット』観てほしい。あのそっこうで丸山くんの勧めたからねおれ(笑) 関ジャニの丸山くんが好きそうなスリラー、あの…なんかあれとか思い出した、あのミヒャエル・ハネケの『ファニー・ゲーム』っていう映画とかを、ハネケっぽいな!ってすごい思ったんすけど。すげえ怖いから!うん。丸山くんが好きって言ってる映画が好きな人はぜひ観てほしいなと、思いますえーほんとほんとにおすすめです。

さあさあまだいけるかな!えーあっそっかまあちょっと変わったメール読んでこうかな」

〈『四銃士』かっこよくて大好きです!(「ありがとうございます!」)私は学校で箏曲部に入っています。友達にも『ぺんぺんするだけのお琴のどこがいいの』とバカにされます。(「ひどいね!」)部長はお琴弾いたことある?和楽器に興味は?〉

「えーまもちろんないっすねなかなかこう~近くに、ふれる機会もないんで、すし…あとまあ、和楽器願望はね、あのー三味とかやりたいなと思いますけどいつも。でもやっぱりなかなか、三味線とかもねぇ難しい、なあと思う。フレットがないから耳がやっぱ相当良くないとできないだろうなあと思いますし。んーだからこそ余計すごい尊敬してますけどね和楽器に関しては。

あの母がね琴やってたんすよ。んー僕聴いたことはないんですけど、そういえばいま思い出して。うちのおかん、ちっちゃいとき琴習ってたって言ってて、そういうこともあるからなんか、そんときに、から知ってるから、逆に言えば一番ちっちゃいときから、聞いたことある楽器なんで僕は。な、音じゃなくてねおかんがやってたっていうことを。なんで、なんか琴っていうものには意外とこう、なんていうの、興味というか、まあ、わりと身近な、聴いたことないんだけどね? 母がやってただけでまあ身近な楽器のイメージがあって、なので、まあ僕はそのまあ、なんかね、母がやってたこともあってすごい、ま好きって言うとあれですけど興味もありますし、まあいまはねそうやってみ、弾く方少なくなってると思うんですけどまあ、優雅じゃないすか座っててね。美しいですよね所作がね。なおかつまあ、そうこれからどんどん弾ける人少なくなっていくような楽器だと思うから、ぜひ続けてほしいなと、思いますね、うん。

なんかまあい、入ってたりすんのかなあNEWSの曲にもおれ意外と考えたことなかったけど、琴の音とかね。『KAGUYA』に入ってるよね、うん、そうだよね。そうですよだから『KAGUYA』弾けばいいんだよ!(笑) 難しいかな(笑) テンテンテンテンテンッ!テレテレテンテレテン!みたいな(笑) バカにしてないっすよ!けっしてバカにしてませんよ、はい」

 

○主観

今回はおためしで文字起こししてみた。勝手につなげて綺麗にまとめちゃうよりも文字起こしの方が需要あるんだろうなあと以前からうすうす思っていて、Twitterでちらっとアンケートみたいなものをしてみたら文字起こしの方がびみょうに勝ったので、とりあえずものはためしということで。結論から言うとシゲ部の文字起こし、けーらじより大変。しげさんしゃべる量多すぎ早口すぎ…まとめのときはいつもリアルタイムで聴きながら速記ばりにメモ取ってて、それもそれで指疲れるし大変なんだけどこっちはなにも考えずに聴ける分、記事作るときがすごく大変だということが判明した。今後文字起こしにシフトするかまとめステイするかはもう少し考えたいので、もし見てくださっているかたで、こっちのがいい!というようなご意見等ございましたらお気軽にお寄せください。ほぼほぼ自己満足でできたしがないまとめ(文字起こし)しかできませんが、同じ自己満足でも他のかたのお役に少しでも立てれば。

お琴っていいよねえ~~お琴大好き。和楽器大好き。高校生のとき箏曲部入ろうと思ってたけど、体験入部のときの先輩たちが怖すぎてちびりかけたので泣く泣く諦めた思い出。結局箏曲部と迷ってたある伝統芸能系の部活(言うと高校名バレそうなくらいめずらしい)に入ってそこで和楽器やってた。もし将来子どもができたらお琴とかお太鼓とか、和楽器系の習い事させたいな。おとなになるとなかなかふれる機会も時間もなくなってしまうし。あとしげさんのお母様って話聞いてるとすごく上品でまっすぐな感覚をお持ちの方なのかなあっていう印象。今日のお琴もそうだし、しげさんから語られるお話聞いててもそう。素敵だね。

そういえばいつだったか、未来シアターで雅楽の楽器演奏してるしげさんすっごくすっごく素敵だったからもっと見たい〜〜ビビカルとかで和楽器体験みたいなのやってくれないかなー難しいかな。和服着てやってるとこ見たい。

最初のメールの小6の子、その年で体重ちゃんと気にしてて、もちろんダイエットなんか必要ない年齢だけどえらいな~ってちょっと思った。年齢が許すうちは好きなときに好きなもの好きなだけ食べてどんどん大きくなりなさ~い。